秦野駅に着くと、皆予定より早く着きバス停に並んだ。ヤビツ峠まで行くバスは少ないので、長い行列ができた。 |
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ヤビツ峠で身支度をし、林道を富士見橋へ向かう。ダンコウバイは真っ盛りだ。 |
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富士見橋トイレ |
ダンコウバイ |
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登山道は雪解けでグチャグチャのところが多い。靴が重くなる。 |
開けたところからは、相模湾と江ノ島まで見える。(この写真ではちょっとわからないが)丹沢は海を見ながら歩けるところが多く、気持ちがいい。 |
ぬかるんだ登山道 |
江の島が見える |
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Hさんは木の名前、鳥の種類などよく知っている。ハンノキにとまってピーピー鳴いている小さな鳥は、ヒガラだそうだ。 |
振り返ると、姿のよい大山がでんと聳える。まだ雪もだいぶ残る。 |
ハンノキにとまるヒガラ |
バックは大山 |
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標高が上がると、吹きだまりには雪が残り、数日前にも降ったようだ。倒木と雪で登山道は塞がれ、迂回しなければいけないところもあった。 |
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丹沢らしいガレた急坂を登ると、二ノ塔到着。 |
残雪 |
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富士山を望む(二ノ塔より) |
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富士山はじめ、南アルプスまで大展望だ。やはり真っ白な富士山が見えるとうれしい。 |
三ノ塔の小屋が見えるが、あと一登り。 |
三ノ塔望む(二ノ塔より) |
二ノ塔 |
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三ノ塔避難小屋 |
表尾根(photo by u) |
ぬかるんだ山頂 |
更に三ノ塔は展望がよく、塔ノ岳へ続く表尾根、大倉尾根、尊仏山荘も見える。 |
ただ、山頂はぬかるんで風が強いので、もう少し先まで行って休憩することになった。 |
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ヨモギ尾根分岐には小さなお地蔵様が立っている。暖かそうな手編みのニットで身を包んでいた。 |
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少し先に進むと、作業用モノレールがあった。荷揚げのヘリポートにもなっているようで広い。 |
小さなお地蔵様と富士山(photo by u) |
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モノレール |
風あたりも少ないので、お昼休憩にした。Rさんお手製の、桜の塩漬けおにぎりが美味しかった。気温は低いのでダウンを着こむ。 |
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ヨモギ尾根 |
モノレールに沿って、すごい急坂を下る。レールには歯車がついているが、下りは真っ逆さまになりそうで、へたなジェットコースターより怖そうだ。 |
こちらからの登りもきつそうだ。 |
残雪の急坂(photo by u) |
陽だまり(photo by u) |
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この辺りはまだ芽吹き前で、明るい尾根歩きが気持ちいい。 |
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季節を変えて来てもよさそうなところだ。 |
ブナも多く、古い地図にはヨモギ尾根でなく、ブナ尾根と書かれているそうだ。 |
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ブナが多い尾根 |
ヨモギ平より二ノ塔~三ノ塔を望む |
ヨモギ平は、広く平たいところで、トリカブト、マルバタケブキなど新芽が顔を出していた。これからどんどん花も咲くのかもしれない。 |
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木々の向こうには、二ノ塔から三ノ塔への尾根が見える。「もうこんなに降りて来てしまった。」 |
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ヨモギ平 |
札掛へは真っすぐ行く。 |
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今回、札掛まで下るルートも検討したが、時間的な問題と、林道歩きが長くなるとのことで、ヨモギ平からボスコキャンプ場へ下ることになった。 |
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赤テープのところで右へ下る |
杉林下り |
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秘密の花園へ |
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ボスコキャンプ場の中を抜け、県道に出る。藤熊川沿いにTさんが見つけた秘密の花園があった。 |
森の中は、甘~い香りに包まれている。 すごい!満開! |
ボスコキャンプ場入口 |
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ミツマタの大群落 |
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ミツバ岳や屏風岩山にもミツマタの時期に行ったが、これほどのところはなかった。 |
それに今回は時期もピタリ。 |
行けども行けどもミツマタの群落が続く。 |
満開のミツマタ |
ミツマタ(photo by u) |
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30分程ミツマタ観賞と写真撮影。皆しきりにシャッターを切っていた。 |
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旧道コースをヤビツ峠へ向かう |
フサザクラ |
ハナネコノメ(photo by u) |
ヤビツ旧道コースでは、途中でハナネコノメを見つけた。今年は高尾山にも見に行けなかったし、初だ。米粒くらいの花だが、Uさんが素晴らしい写真を送ってくれた。 |
ヤビツ峠に着くと、Tさんがどこからか2Lの水とスポンジたわしを出してきた。皆が泥んこになることを想定して、実踏に来た時隠しておいたそうだ。いつもながらの心配りに頭が下がる。 |
ヤビツから出る夕方1本のバスにも余裕で間に合い、バスも汚さないで済んだ。 |
Tさん、またマイナールートのご案内よろしくお願いします。皆さん、お疲れ様でした。 |