トレイルヘッド(登山口)に着くと、目の前にmt.ロブソンが姿を現した。 |
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山頂付近に少し雲がかかっているものの、ほとんど見える。いつ雲に隠れてしまうかもしれないというので、皆急いでカメラに収めた。 |
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mt.ロブソン |
ハイキングスタート |
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キニーレイクから流れ出るロブソン川に沿って歩き始める。 |
展望のきかない針葉樹の森を行く。珍しいサーモンベリーの木が多い。クマのご馳走だそうだ。 |
赤ちゃんの泣き声のような鳥の声がする。どこかでコンコンとキツツキのような音も聞こえる。 |
サーモンベリー |
mt.ロブソン見えた! |
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大きなザックを背負った若者たちが追い越して行く。 |
私達はキニーレイクまでだが、この先更に1000m程登ると、ターコイズブルーに輝く”バークレイク”という湖があるそうだ。トレッカーの楽園といわれキャンプ地になっているが、すでに夏中予約でいっぱいだとか。 |
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mt.ボブソン全容現る! |
森が切れると、前方にmt.ロブソンが雄姿を現す。山頂の雲はすっかりとれ全容が見えるようになった。今日はついている。 |
ヤナギラン咲く川沿い |
mt.ボブソン(3954m) |
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氷河から溶け出した水は、ものすごい水量で流れも速い。道まで溢れているところもあった。 |
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この地は、mt.ロブソンに雨雲がぶつかり、周辺に雨をもたらすため、森林は潤いを保ちコケやシダ類が多く、レッド・シダ-、ツガの巨木などが育つそうだ。 |
川が溢れる |
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ボブソン川にかかる木橋 |
こんな道を歩いていると、一昨年歩いたミルフォードトラックを思い出す。 |
木橋を渡った森の中にトイレがあった。(州立公園とあり、よく整備されている) |
ガイドさんやドライバーさんに日本から持ってきたおせんべいをあげたら、二人とも日本人なので「ものすごく美味しい!」と喜ばれた。もっとたくさん持ってきてあげればよかった。 |
鏡のようなキニーレイク |
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登山口から2時間足らずでキニーレイクに着いた。 |
広い湖面は静かで、鏡のように空と山々を映し出している。氷河から流れ出た堆積物が、光の乱反射で微妙に色が変わるそうだ。 |
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キニーレイク(上下同じ景色) |
水を汲む若者 |
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カナダは紫外線が日本の3倍とか。陽射しが強いので、キャビンでランチにした。 |
これから山の上まで行く人達が、湖の水をろ過して汲んでいた。 |
チョウノスケソウ穂 |
キャンプ場の炊事用キャビン |
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岸辺にはチョウノスケソウの群落があった。花はほとんど見られず、すでに穂になっていた。 |
制服姿のパークレンジャーの女性が、キャビンやテント場、トイレの掃除などをしていた。国家公務員で収入もよく、なかなかなれない仕事だそうだ。 |
日本では、登山道の整備などボランティアや山小屋で働いている人がやってくれているが、カナダでは、国を挙げて自然を守る姿は根本的に違うと思った。 |
ホテルに戻り、夕食は花と緑がいっぱいの町のレストラン「L&W」でイタリアン。ボリュームたっぷり。 |
1日目 キャベルメドウハイキング |
3日目 コロンビア大氷原アイスウォークへ |