 |
アサバスカ氷河 |
アサバスカ氷河は、コロンビア大氷原から流れ出す6つの氷河のうちの一つになる。面積約6㎞×1㎞。 |
道路から歩いて行ける距離なので、観光客も多く雪上車見物もできる。 |
だが、年々縮小を続け、1年に2~3mも後退しているそうだ。 |
コロンビア大氷原・アサバスカ氷河 |
|
7~8年前に観光で訪れたことがあるクマさんは、「その時は、もっと道路に近かった」と言っていた。目で見てわかるほど変わっていたようだ。 この氷河も、そのうち全部溶けてしまうのか? |
遠くで見ると、雪山なのか氷河なのかわからないが、氷河は近くで見ると青い。そして厚みがある。 |
アイスウォーク |
 |
 |
毎日ガイドのMさんが伴うが、氷河は専門のガイドをつけないと歩けない決まりがあるそうだ。 |
以前、勝手に歩き回り、クレパスに落ちて死亡者が出たり、事故が起きたことがあったそうだ。 |
|
氷河ガイド、ベルナルドさんの説明を聞く |
アイスウォーク |
毎日何度も氷河の上を歩いている白いひげのベルナルドさんは、自分の庭のように知り尽くしている。 |
遠くから見るとわからないが、氷河の上は無数に流れがあるし、クレパスや深い井戸のように穴が空いていたりする。流れも広くて渡れない所もあるし、深く急なところもある。 |
参加者の一人が、ストックを落とした。気がついた時には、どこかに滑り落ちたのか、流れてしまったのか見つからなかった。 |
 |
 |
アイスウォークは寒いと思っていたので、皆、冬支度できたが、よい天気になったので歩いているうちにポカポカしてきた。 |
コロンビア大氷原の地図を広げて説明もしてくれた。ここはほんの一部で、この上にはまだまだ広い氷河が広がっているのだった。 |
氷上で全員集合 |
アサバスカ氷河 |
|
 |
アイスフォール(ミルウェル)は、深い穴で水がスクリューのように渦を巻いていた。ベルナルドさんが一人づつ、手を持って覗かせてくれた。 |
 |
大勢の観光客を乗せ、雪上車もひっきりなしにやって来る。 |
ミルウェル「ワァ~こわっ!」 |
|
地図を広げてレクチャー |
下るときは、軽アイゼンをつけて歩いた。安心して歩ける。2時間の予定が、30分延長でたっぷり楽しませてくれた。 |
道路の反対側にあるレストハウスでランチをすませ、次の目的地レイク・ルイーズへと向かう。ジャスパーからレイク・ルイーズは230㎞ある。途中いくつか観光しながら行く。車窓からの景色は絵本に出てくるようだった。 |
ペイトレイク |
 |
 |
ペイト湖はかつてバスクリンの社長が、この湖の色を見て入浴剤のヒントにしたそうだ。(そう言われてみれば・・・) |
展望台から見下ろし、次へ。 |
|
車窓から |
ペイト湖 |
 |
 |
ボーレイク |
ボー湖は氷河の水が堰きとめられてできた湖で、ボー川に注ぐ。1,2を争う人気の湖だそうだ。 |
ヒメヤナギランが満開の湖畔を散策。 |
ヒメヤナギラン咲くボー湖 |
ボー湖散策 |
|
 |
道路近くから見られるクロウフット氷河は、カラスの足跡に似ていることから名付けられたそうだが、一番下の足が温暖化の影響かなくなっている。 |
そういえばカナディアンロッキーは、ハイウェイを走っていてもトンネルがない。カナディアンロッキーのU字谷を縫って走る。 トンネルだらけの、日本の高速道路とは違うところだ。 |
クロウフット氷河 |
|
|
小さな村のレイク・ルイーズのホテルに着く。ホテルの庭には野生のリスがたくさんいた。 |
 |
 |
夕食は街のレストランでシーフードパスタとピザ。美味しかったが、やはり量が多く、さすがのクマさんも食べきれず。 |
|
レイクルイーズのホテル |
リス |
2日目 キニーレイクとmt.ロブソン |
4日目 センチネルパスへ |