4月27日 |
金北山 |
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今年はずっと山歩きも出来なかったし、クマさんも休みが取れるというので急遽佐渡行きが決まった。数年前に佐渡に行った友人から、春はお花が素晴らしい、秘密の花園もあると聞いていたので機会があったら行ってみたいと思っていた。 |
ネットで調べたら、運良く4月27日までに行けばカーフェリーと宿のセットで格安プランがあった。友人たちは新幹線で行ったが、佐渡での足の便を考え車で行くことにした。 |
行く前に、雪情報や花情報などを宿やドンデン山荘に問い合わせた。ドンデン山から金北山への縦走は雪が多く無理そうなので、それぞれ登ることにした。アオネバではいろいろ花が咲き始めたそうだ。楽しみ♪。佐渡の山の地図はないので、観光協会から送って貰った。 |
桜満開 |
湯沢辺りはまだ銀世界だったが、新潟は一面の田圃に水が張られ鏡のように光っていた。 |
初日の天気予報はあまりよくない。新潟に着いたら雨が降ってきた。ETC割引があるので、早く出たら、早く着きすぎ(2番目)カーフェリーのターミナルで時間をつぶす。 |
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だがさすが晴れ男のクマさん、両津に着いた時には雨は上がり、薄日まで射してきた。 |
今日の予定を天気次第で観光にするか、金北山登山にするか迷ったが、なんとか行けそうなのでとりあえず白雲台へと向かうことにした。佐渡は桜が見頃。今年3回目のお花見ができた。 |
金北山はいくつも登山ルートがあるが、まだ残雪の多い時期なので、一番安全そうな防衛庁管理道路を歩くことにした。この道路を歩くには事前に電話で許可が必要。ネットで調べたら以外にも花が多いコースらしい。 |
大佐渡スカイラインを白雲台付近まで上ると、雪も多く名前の通り雲の中だった。 |
どんよりした両津港 |
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白雲荘は古くて営業していないようだった。売店のみ開いていて、トイレは借りられる。 |
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物々しい防衛庁管理道路は有刺鉄線のゲートに施錠してあり、右端からすり抜けて入る。 |
道路は広く簡易舗装のところもあり、除雪してあった。 |
辺りはどんどんガスって、視界が悪くなってきた。 |
白雲台(駐車可) |
登山口の防衛庁管理道路 |
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まだ残雪が多く、花は咲いていない。そのかわり行けども行けども立派なフキノトウだらけだった。下山時に私たちは、袋に一杯フキノトウを摘んだ。(帰宅してから、天ぷらやフキ味噌にして食べたが、とっても美味しかった) |
晴れていたら間違えることもなかったと思われるが、真っ白で何も見えず、私たちは道を間違えてしまった。上りと下りに分かれるところがあり、迷わず上りを選んだら、怪しい雰囲気のレーダー基地で行き止まりだった。 |
雪が溶けたところには一面のフキノトウ |
間違えて登ったレーダー基地(下山時) |
仕方なく引き返し、下りの道を行ってみた。 |
上のレーダー基地を巻くように道があり、一度下ってから上り返すのだった。 |
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歩いているそばを、防衛庁の警備車やトラックが行き交う。こんな天気なので登山者は、私たち以外誰もいない。 |
結局この道路は、山頂までずっと続いていた。 |
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金北山頂 |
下山時にはガスも晴れ山頂が見えてきた |
金北山頂には金北神社があるが、ドームに挟まれ窮屈そうに建っている。 |
ここもレーダー基地で、建物は有刺鉄線でぐるっと囲まれ入ることはできない。頂上の金北神社へは狛犬の間の階段を上り、雪が多い北斜面を滑り落ちないように注意しながら登る。 |
山頂がこんな様子とは考えてもいなかった。何を考えているかわからない北朝鮮の動向を探るために佐渡で一番高い山にレーダー基地を造ったようだ。 |
金北山は、一応佐渡で一番高い山に登ったというだけだった。展望もまったくなし。花も早すぎて全然咲いていなかった。 |
金北山登山の行程は約3時間。駐車場に着く頃また少し雨が降り始めた。 |
秘密の花園 |
次は友人に聞いた秘密の花園探し。目印もなく、白雲台から相川方面に10分ほど走った辺りにあるらしいというが?? |