9月2日(金)晴れ |
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家から2時間半で稲子湯に到着。トイレを済ませ、2km先のミドリ池登山口の駐車場へと行く。広くはないが、平日なので余裕があった。 |
ここからは天狗や赤岳、白駒池やニュウ方面へ分かれる。 |
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ミドリ池登山口駐車場(10台くらい駐車可) |
シャクナゲ尾根登山口 |
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森の中へ |
30分足らずで林道へ出る |
林道を右へ進むと、シャクナゲ尾根入口 |
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急坂を黙々と登る |
時々テープや手作り標識 |
シャクナゲ多い |
シャクナゲ尾根というだけあり、シャクナゲの木が多いが、花芽はほとんど見ない。来年は期待できそうもない。 |
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歩くペースも違うので、30分に一度小休止、1時間に一度中休止を一緒に取る約束で登る。その間はお互いのペースで登ることにした。 |
他に登山者はなく、クマ除けベルをつける。二人で離れてしまっても、ベルで知らせることもできる。 |
静かな森は、離れてもベルの音が届く。急用はベルを連続で鳴らそうと打ち合わせた。 |
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倒木ベンチで1時間後の中休止 |
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大シラビソ(頭上が少し明るくなった) |
苔むす森 |
木の根の橋(間は深い穴) |
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大岩(まだ森は続く) |
タカネヒゴタイ |
やっと尾根に出た |
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やっと尾根に出た。太陽の光が入ると、イワオトギリやタカネヒゴタイ、アキノキリンソウなどの花々も見られた。 |
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今日最初の登山者に会う。もう少しで分岐だそうだ。ニュウは大展望、素晴らしい!とのこと。楽しみだ。 |
イワオトギリ |
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白樺尾根分岐 |
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明るいシラビソの森を登る |
キノコも多い |
苔の絨毯 |
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下って来る人が増え、皆口々に「大展望ですよ!」と教えてくれる。 |
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白駒池分岐を過ぎ、もう少しで着くと思っていると、年配の男性に「あと1時間くらいかかる」と言われ、ガックリ。でも、そんなはずはないが??? 何か勘違い? |
白駒池分岐 |
そこから15分でした。 |
ニュウ分岐 |
ニュウ(2352m) |
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ニュウは、ぴょこんと出っ張った岩山だった。山頂は大パノラマ!360見渡せる。素晴らしい! |
目の前には硫黄岳、天狗岳、富士山も雲の中から頭をのぞかせる。 |
北側の原生林の中には白駒池だ。 |
分岐から山頂まで5分登る |
原生林の中に白駒池 |
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陽射しは強いが、風が気持ちよくとても涼しい。よい時に登れて、よかった。 |
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景色を眺めながら、しばしお弁当を楽しむ。 |
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ニュウ |
硫黄岳・天狗岳 |
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ニュウを振り返る(中央の岩山) |
硫黄岳・東天狗岳 |
縞枯れ現象 |
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ニュウから下ると、最初は歩きにくい岩だらけの道。徐々に高度を上げながら森の中へと入る。 |
開けた展望地があったので、出てみることにした。硫黄と天狗がだいぶ近くに見える。八ヶ岳特有の縞枯れ現象も見られる。 |
ここの展望地は→ |
↑あそこです |
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アクシデント |
地図ではニュウから高見石分岐まで40分となっているが、なかなか着かない。 |
平坦な道で、私が木の根か岩につまづき転んでしまった。後ろを歩いていたクマさんは青くなったそうだが、幸い打ち身と擦り傷だけですんだ。 |
魔の2時台。一番事故が多いという時間帯だった。お互い気をつけて歩こうと行っていた矢先だった。大したことなくよかった。 |
コケモモ(実) |
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高見石分岐に着いたのは、もう2時半になろうとしていた。30分ほど余計かかった。 |
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右手首を捻ったのか少し痛むが、歩くのに支障はなかった。 |
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高見石分岐 |
硫黄岳・天狗岳近い |
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中山峠からは、いきなりの急な鎖場が2ヶ所あり緊張した。 |
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400mを一気に下るので、急坂が続いた。 |
昔作業に使ったのか、レールが残る道になると、まもなくしらびそ小屋だ。 |
中山峠(2410m) |
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急下り |
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線路が残る道 |
しらびそ小屋 |
夕食 |
赤岳日帰り スーパーマダム! |
4時過ぎ私達がへとへとで小屋に着くと、休憩していた女性が出発して行った。その人は、朝5時頃小屋の前を通り、赤岳まで行き、帰りに小屋に寄ったそうだ。これから麓へ下り、一人で佐久まで運転して帰るのだそうだ。60代だそうだが、何と健脚な!!! もう何度もそのペースで歩いているそうだが、すごい人もいるものだ。(地図を見ると、赤岳まで登りだけでも8時間かかるのに・・・) |