7時に新松田の駅で待ち合わせ、タクシーで寄(ヤドリギ)大橋へと向かう。長い林道歩きを1時間短縮できる。 |
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週末は季節外れの雪が降ったところもあり寒かったが、今朝はよい天気になった。気温は低く肌寒い。 |
管理棟で登山届を提出。 |
寄大橋 |
ゲート |
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20分ほどで林道が終わり、登山口へ着いた。標識は、雨山峠へは右を指している。 |
ガイドブックには、初心者は成長の森方向へ行き沢を渡ると書いてあるという。確かに目の前には標識と、寄沢の急な流れがある。 |
登山口 |
急な寄沢(この標識に惑わされる) |
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この沢を渡るようだ。水量が多く流れも速い。飛び石は水を被り、飛び越えるには勇気がいる。Jさんに続き、次々と向こう岸へ着地成功。 |
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道間違い・カモシカ遭遇 |
急坂を登って行くが、成長の森の案内だけで、雨山峠への標識は出て来ない。ちょっと不安。。。 |
ニホンカモシカがいた!鹿には時々会うが、カモシカにあったのは初めてだ。やさしい目をして見ていた。でも、カモシカさんに聞いてもわからないし。 |
しばらく登ったが、これは間違えたのでは?頭上は明るくなり、尾根はすぐそこに見える。だが話し合いの結果、振り出しに戻ることにした。 |
カモシカ |
30分以上ロスしてしまった。またやってしまった。 |
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沢沿いを遡行 |
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仕切り直して、登山口の標識通りに雨山峠方向へ登る。 |
すぐに新しい標識があり、『右登山道、雨山峠へ、左成長の森へ沢を渡る』とある。ここのことだったのだ。手書きで小さく雨山峠近道とも書いてあった。 |
左成長の森へ沢を渡る・右登山道、雨山峠 |
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広い河原と新緑(左岸へ) |
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沢の水量も少なく簡単に渡れた。 |
右へ左へと渡渉を繰り返すが、さっきのような大変なところはない。 |
周りの山々は新緑が瑞々しい。ところどころヤマザクラやミツバツツジが彩りを添える。 |
珍しいミツバアケビの花を見た。 |
新しい標識が多い |
右岸へ |
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この山行をするにあたり、いろいろ情報を調べたが、沢沿いの河原で迷ったとか、わかりにくいと書いてあった。 |
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最近設置されたのか新しい標識もあり、赤テープも多く注意していれば迷うようなところは少なかった。 |
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赤テープ、赤ペンキ印も多い |
ガレた鎖場 |
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崩れかけた道 |
橋を渡る |
釜場平・雨山峠1.6km |
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釜場平はベンチがあったが、水分補給だけにし先へ行く。 |
時々沢を離れるが、また沢へ下りる。鉄階段を降りた所がコシバサワだった。ここが鍋割峠分岐のようだ。危険×マークがあった。 |
鉄階段を下る |
コシバサワ方面危険!雨山峠○の矢印 |
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ガレたところや砂地で崩れかけた所には、鎖や梯子がある。 |
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このコースは、ずっと沢沿いを遡行するので、雨の日や多雨のあとは避けた方がよい。 |
最後の鉄梯子かと思ったが、また涸れ沢に下る。 |
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鎖場足元注意 |
鉄梯子・雨山峠0.5km |
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尾根が近くなり見上げれば、澄みきった青空、木々は芽吹き初めたばかり。とても気持ちのよい、変化に富んだコースだ。 |
丹沢は沢沿いに行く道も多いが、これほど長い道のりを歩いたことはない。 |
ミツバツツジ咲く沢 |
涸れ沢を登る |
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流されないようにか、ロープを渡し標識がつるされていた。 |
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どうやら最後の階段らしい。登りきったところが雨山峠だった。 |
道間違いのため、30分以上ロスしたが、3時間近くかかりやっと到着。 |
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ロープでつるした標識 |
最後の鉄階段 |
テーブルがあるので、ティータイム。今日初めて会う登山者が、鍋割山からやって来た。 |
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ここのところの寒さで白さを増した富士山が、美しい姿を見せてくれた。 |
後半の檜岳は次頁へ続く |
雨山峠 |
富士山展望 |