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タカカウ滝 |
タカカウ滝は近くまで行くと、濡れるというので、雨具は着たまま行くことにした。それにとても寒い。 |
滝の上は氷河で、溶けた水が爆音とともに豪快に流れ落ちる。 カナダでも落差では、1,2を争う。 |
雨のようなしぶき |
離れた所までもしぶきがかかる。 |
タカカウ滝(落差380m) |
冬は全面凍結し、アイスクライミングができるそうだが、道路は10月から6月初めまで閉鎖されるというので、歩くしか方法がない。 |
滝から10分ほど歩いた道路の反対側が登山口で、ここが標高1520mなので、700m程登ることになる。 |
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1時間ほど針葉樹林帯をスイッチバックしながら登る。 |
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トレイルヘッド |
森林限界 |
人気のコースらしく、続々と登って来る。後ろから、ずーっとしゃべり続けている人が来た。カナダにもシャベイさんはいるのだ。 |
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ユキノシタの仲間 |
リシリソウ |
ブルーベリー |
森を抜けると、背の低い木に変わり森林限界になった。一気に視界が開ける。日当たりが良いので、花も多く見られる。バターカップ、イチヤクソウ、リシリソウ、インディアンペイントブラシ・・・ 野生のブルーベリーも実をつけていた。 |
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アイスライン・トレイル |
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見上げるようだったタカカウ滝も同じ目線になってきた。滝の上にデイリー氷河も見える。 |
それにしても良い天気になった。今回本当に天気にはついていた。 |
タカカウ滝遠望 |
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氷河 |
ここからは砂礫地の急坂を登る。モレーンをいくつか越えていく。小さい稜線を回り込むと、突如青白い氷河が現れた。ここからはまさにアイスライントレイル。氷河の横を歩くこのコースのハイライト。 |
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手が届きそうだが、あそこまで相当距離があるそうだ。冷たい風が吹いてくる。 |
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エメラルド氷河 |
ガレ場を歩く |
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砂礫地だったのが、大きな石に変わる。かつて氷河が岩盤を侵食し、平にしたものだそうだ。 |
氷河からの流れを、何度か渡る。 |
周り中が、氷河を抱いた山々だ。 |
壮大な景色に溶け込み、自然の偉大さを実感する。 |
氷河の流れを渡る |
小さな湖 |
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この先に小さな湖(セレストレイク)があった。私達のトレイルはそこまで。寒くならないうちに上着を着 、ゆっくりとランチタイム。幸せな一時。 |
今日は、バンフにある和食店のおにぎり弁当で、卵焼きや漬物もついている。私はちょっと鼻風邪をひいたようで、あまり食欲がなくおにぎり1個食べただけ。でもリンゴは美味しく食べられた。 体調がいまいちだったので、今日のハイキングが一番きつかった。無事歩けてほっとしている。 |
ガレ場に咲く花々、美しい景色に別れを告げ、名残惜しみつつ下山。 |
早いもので今日が最後のハイキング。あっという間の毎日だった。 |
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旅行中ずっと天気にしてくれた、天の神様に感謝。 |
そして、毎日私達に合わせた、素晴らしいガイドをしてくれたMさん、ありがとうございました。 |
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タカカウ滝を見ながら下山 |
滝の上の氷河 |
最後の夕食は、グリズリーハウスでチーズフォンデュ。人気のお店らしくとても混んでいた。家ではチーズフォンデュの野菜は温野菜にするが、こちらは生だった。チーズの中で、ぐつぐつ煮てから食べた。 チーズがとても美味しい。 |
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翌日は、カルガリー空港へ向け出発。息子のようなドライバーさん、毎日ご苦労様でした。 |
OKANAGANというカナダ産おすすめワインや、定番メープルシロップも買ったし、元気で帰国の途につくことが出来た。 |
ご一緒させていただいたツアーの皆様、TDのTさん、お世話になりました。おかげさまでとても楽しい旅が出来ました。 |
8/9バンフ出発の朝(ホテルにて) |
TDさんの手書きの地図、とても役に立ちました。 |
それにしても帰国してからの東京の暑さは異常だ。毎日35度以上の日が続き、カナダとのあまりの温度差にバテ気味。こんなに温暖化が進むと、今回見た氷河もこの先見られなくなるかもしれない。 |
6日目 乗馬体験 |
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カナディアンロッキーの花 |