神武寺(逗子)
ー植物観察ー
2025/03/22(土)24℃  
今年度最後のステップアップコースの植物観察会は、鷹取山が変更になり神武寺周辺になった。聞いたこともない駅名だったが、京急逗子線だった。Jさんと神武寺駅で10時に待ち合わせた。
ここのところ気温が安定しないが、今日は歩くのにはちょうど良い。今回テーマがまたシダ。シダは苦手だ。違いがよくわからない。図書館でシダの本を数冊借り、一夜漬けの下調べでは無理だ。
ひなびた神武寺駅はわかりやすく、駅の裏側には米軍基地があり、改札口もあった。
街中で迷うことも多かったが、今回は道迷いしないですんだ。
逗子中学の所を曲がる。
神武寺駅 鯉のぼり フユイチゴ
 
 石切り場
逗子ホームせせらぎの先からハイキングコースになる 巨岩 ?シダの芽
 
イワガネソウ 神武寺分岐  苔とシダの道
   
オオバノイノモトソウ ミウラハイホラゴケ リョウメンシダ ムカゴイラクサ
沢沿いのコースは、神武寺の裏参道になっている。  
シダの種類も多く、判別が難しい。 
ムカゴイラクサは葉にも茎にも棘がいっぱい。注 触れると激痛 
山門 フウトウカズラ(コショウ属 ヒメウズ
尾根に出ると山門がある。薬師堂まで行く。
フウトウカズラは葉や実がコショウに似るが、辛みはないそうだ。
観葉植物でもよく知られているアジアンタムは、ホウライシダのことだった。
オニヤブソテツ ホウライシダ(アジアンタム) ミツデウラボシ
 
ヒメイタビ(葉の形はいろいろある)  マメヅタ 薬師堂
境内には大木が多い。 ホルトノキ、イヌマキ、アカガシなど。
ホルトノキは神武寺のナンジャモンジャと呼ばれている。ヒトツバタゴとは別物のようだ。古い葉は紅葉する。 
オオアリドオシ イヌマキ ホルトノキ
オオアリドオシ写真中央に棘がある。大小2形の葉が交互に付く。  
よく見ると、イタビカズラヒメイタビマメヅルも見られる。右の写真 
イタビカズラには実がなるそうだ。 
イタビカズラ(イチジク属) 神武寺本堂
 帰りは表参道を降りるとJR東逗子駅が近い。
いつもシダには泣かされるが、初めて降りる駅、知らない場所を歩くのはとても楽しい。 
充実したウォーキングでした。
ノシラン アシタバ 神武寺入口(表参道)