巨大七福神 |
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都会から来るSさんと小川町で合流し、男衾(おぶすま)駅に降りた。 |
今日は東京は16度にもなるという小春日和。ロウバイの甘い香りに誘われ、まずは常楽寺へ。 |
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東武東上線 男衾(おぶすま)駅 |
ロウバイ |
①常楽寺(恵比寿天) |
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駅から15分で常楽寺到着。あった!巨大恵比寿天。笑いを誘うようなお姿。新年早々楽しくなる。脇には六地蔵が控えていた。 |
境内には圧巻のハクモクレンがびっしりと蕾を付けていた。こんな大きなハクモクレンは見たことがない。春にはエドヒガンザクラとハクモクレンのコラボが楽しめるそうだ。咲いた所が見たいものだ。 |
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②長昌寺(寿老尊) |
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トンボ公園の先に見えるのが、目指すお寺のようだが、間に沢と藪があった。”急がば回れ” |
近道に見えるけど・・・ |
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長昌寺 |
長昌寺の本堂も古刹の雰囲気漂う落ち着いた建物。こちらにも青空にすくっと立つ、大きな寿老尊。 |
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広い境内には見事な藤棚が張り巡らされ、東屋もあった。春には藤祭りが催されるそうだ。 |
寄居産のミカンを頂いた。 |
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寿老尊 |
フジ |
それにしても人が少ない。特に七福神巡りをしている人に会わない。不慣れなせいか、ご朱印を頂くのにえらく時間がかかる。でも一枚一枚手書きで書いてくれるのはうれしい。スタンプポンっと押すだけの所もあるが、有難味が違う。 |
便が悪い電車の時間に合わせ、ち密な計画を立てていたのに予定の電車に間に合いそうもない。 結局30分後の電車にギリギリ飛び乗った。高崎行き八高線は昼間は1時間半に1本くらいしかない。予定変更し、先に寄居駅周辺を廻ることにした。 |
駅を離れると飲食店もないと思い、先に昼食を済まそうと駅員さんに聞くと、「駅周辺はまだやっていませんよ。だいぶ離れた所に行かないとありません。」とのこと。私のアバウトな計画で、昼食は寄居駅周辺の予定だったので、皆今日はお弁当を持ってきていない。結局R140の方まで行ってやっとコンビニを見つけた。 |
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極楽寺(毘沙門天・弁財天) |
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コンビニ経由で駅から30分程歩き極楽寺へ。それにしても暑い。ダウンコートが邪魔になる。 |
ご朱印を待つ間(時間がかかることを学習して)、境内でコンビニ弁当を広げる。 |
極楽寺 |
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境内で昼食 |
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このお寺には毘沙門天と弁財天がある。Sさんが「ご朱印料も二倍じゃない?」と言うが、同じお寺だから1回分でよいのかと思ったが、やはり違う仏様なので、二倍だった。 |
次の常光寺は、荒川のすぐ向こう側にあるのに、橋がないため大周りしなくてはいけない。 |
毘沙門天 |
弁財天 |
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折原橋 |
荒川 |
玉淀ダム |
常光寺(大黒天) |
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常光寺は渋い山門をくぐると、赤い巨大大黒天が打ち出の小槌を掲げお出迎え。 |
ロウバイ、紅梅の咲く福徳コースを廻ると、本堂を一周できる。どくだみ茶のご接待があった。 |
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常光寺 |
大黒天 |
常光寺を出る時が1時半。用土へ行くには寄居駅13:47の電車は間に合わない。次は15:18しかない。仕方ない歩こう。予定では1時間半かかる。お弁当を買ったコンビニに寄り飲料水を買い、最後の連光寺に向け歩く。何しろコンビニは全工程でここだけだった。 |
1時間半の街道歩きは長い。5人だからいいが、Sさんは遍路同中一人で歩いているのだから偉い。途中空き地を通り抜けたら、ズボンや靴ひもにまでひっつき虫がいっぱいついてしまった。 |
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連光寺(福禄寿・布袋尊) |
大型スーパーの前を通り、仙元前のY字を右へ入ると、田んぼの中に立派な建物が見えてきた。連光寺だ!やっと着いた~。5寺の中で一番立派だった。 |
そして布袋尊と福禄寿が夕日受け金色に輝いていた。 |
このお寺はボタンで有名で、その数1000本とか。今は咲き残りの寒ボタンが少し見られた。 |
山門 |
用土駅発の電車は16:24なので、お茶を頂きゆっくり休憩。 |
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本堂 |
布袋尊 |
福禄寿 |
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本堂入口の天井画 |
寒ボタン |
ご接待のお茶を頂く |
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電車遅延・・・ |
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用土駅までは1キロあまり。ローカルな無人駅なのに、場違いな近代的な建物だった。 |
タクシー乗り場があるけれど、待っている間に一台も来なかった。 |
用土駅(八高線) |
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駅の待合室 |
まだ30分近く時間があるので、おやつを食べたり、Jさん持参のミニボトル、スパークリング清酒で結願祝いをして待っていると、突然放送が流れた。 |
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手前の踏切で、故障が発生し20分程度遅れるとのこと。その後何回か放送があり、結局30分遅れた。1時間以上待つことになった。 |
私のずさんな計画で、新年早々3万歩も歩かせてしまったり、アクシデントもあったけれど、好天の元無事に完歩できよかった。皆さんお疲れさまでした。それにしても七福神は巨大だった。 |
photo by y&t |