マイナスイオンを浴びて |
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まだまだ残暑が厳しく、涼を求めて、以前からちょっと気になっていた奥多摩の滝に行くことにした。 |
コースは奥多摩駅や白丸駅からダイレクトに滝を目指すコース、鳩ノ巣から大楢峠を越えていくコースなど何通りかある。私達は鳩ノ巣から上り、滝を巡って、奥多摩へ出るコースにした。 |
越沢(こいざわ)バットレスを過ぎると、なかなかの急登で息が切れる。そうえいえば、この道はくだりに使ったことはあるが、登りは初めてだった |
鳩ノ巣渓谷 |
大楢峠で休憩していると、御岳山から下ってきた男性が、レンゲショウマが見頃だったと言っていた(今年は遅いのか)。そのまま帰るはずだったが、私たちが、滝を見に行くと言ったら、一緒に行きたいと着いてきた。 |
大楢峠(なぜかコナラの大木) |
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海沢園地、沢を渡る |
林道途中のわさび田 |
石がゴロゴロした林道を30分くらいで海沢園地に着く。 |
三ツ釜の滝 |
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1時間ほどで三つの滝を見られるが、岩や急なアップダウンが多く、滑りやすい。 |
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最初は三ツ釜の滝だ。5段になって流れ落ち、釜が三つある。下から見ただけでもすごいが、更に上に登ると、しぶきが飛び散る様子など間近に見ることができる。 |
次はネジレの滝。岩を伝って奥に入り込むと、三ツ釜よりなだらかに趣のある滝が見える。 |
そこから一気に急な階段や、ほんの少し足を掛けるところがついた大岩をよじ登って、最後の大滝へ向かう。 |
透明感のある釜 |
ネジレの滝 |
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大岳山と大滝分岐の標識を下ると、豪快な水音が聞こえ、気温が急に下がってきた。名前のとおり大滝は、大きな滝壷に豪快に流れ落ち、近寄ると、しぶきでぬれてしまうほどだった。しばらく見ていたら、すっかり汗が引き、冷えてきた。この写真では、実際の迫力が伝わらなさそうで残念。 |
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分岐点へ戻り、お弁当にした。さっきの男性が、教えてもらえてよかったと喜んでいた。 |
復路をどうするか迷っていたら、大岳山へ行くコースは、下草が伸びているこの時期は道が不明瞭なので、止めたほうがいいと言われた。それに、迫力ある滝を見たらもう満足で、のんびり奥多摩駅へ歩くことにした。大岳山へは、草が枯れた頃、また行ってみようと思う。 |
ここのところ、夕立やゲリラ豪雨があったりで、全体に滝の水量は多く、ガイドブックで見たより、すごい迫力だった。マイナスイオンをいっぱい浴びてきた。 |
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大滝 |