鶴ヶ鳥屋山(1347m)
-tsurugatoyayama-
 2013/11/03(日)曇り時々晴れ  
紅葉を期待して、鶴ヶ鳥屋山へ行った。中央線沿線で便利そうなのに、前から気になりながらなかなか行く機会がなかった山だ。
    八王子 6:55(甲府行き)
笹子 8:10~15
林道終点 8:45
林道横切る 10:00
ヤグラ 10:45~50
鶴ヶ鳥屋山 11:50~30
林道横切る 13:15
分岐(恩六二九石標)  13:25 
林道 14:10 
近ヶ坂橋  14:35 
 初狩 15:15~15:41(JR) 
高尾 16:30
メンバー: 凸凹(s.s.J.a.y)5名  
紅葉の山
三連休の天気が予報より悪く、今日はまあまあの天気。直通の甲府行きはとても混んでいた。
笹子駅前の絵地図を見たがわかりにくく、もたもたして、やっと登山口を見つけた。
鶴ヶ鳥屋山分岐(クマ出没注意) 林道を行く
滝子山方面には大勢の人が向かったが、こちらは私達のほかには女性が二人 だけだった。  
船橋沢沿いを進むと、4~5回渡渉を繰り返す。水量は多かった。 
沢渡る① 沢渡る③
1時間ほどで沢から離れ、森の中に入って行く。これがアキレス腱伸ばしの、ものすごい急坂。私は、久しぶりの山で息も絶え絶え。。。
この辺りの木々は少し色づきはじめたばかりで、まだ緑色が勝っている。 
登山口 急登を上る
登るに従い山は色づきを増し、真っ赤なモミジが見られるようになる。
今年の夏は長かったが、いつの間にか山はすっかり秋の装いに衣替えしていた。 
1時間半ほどで送電鉄塔の下に出た。向こうに見える尾根がとてもきれいだ。皆、きれい!を連発。
真っ赤なモミジ 送電鉄塔の下より向かいの尾根
足元にアケビが落ちているのか思ったらきのこだった。ムラサキシメジかそれとも毒キノコか?きのこは、さっぱりわからない。
ムラサキシキブの木も多く見られた。
ムラサキシメジ?毒キノコ? 林道より登る
立派な林道に出た。若者が追いついて来た。ここから向かいの石垣に付けられた梯子を登る。
少し傾斜は緩んだが、またきつい登りになった。
時々青空ものぞく 最後の登り
やっと尾根に出た。ここが本社ヶ丸分岐のヤグラというところだ。
尾根上の紅葉は少し遅く、落葉している木も多い。 
ほっとするのもつかの間、登ったり下ったりが続く。
ヤグラ(本社ヶ丸分岐) 尾根歩き
ブナの大木が多くなってきた。見上げると黄金色に輝いている。
登りきった所に少し開けた展望地があった。
目の前には、三ッ峠山。左には少し白くなった富士山が見えた。笠雲がかかっている。
ブナ黄葉 紅葉の本社ヶ丸方面
雲が多いが、南アルプス八ヶ岳も見え意外と好展望でうれしくなる。
本社ヶ丸から清八山へと続く峰々は錦の帯のようだ。 
富士山と三ッ峠山(右)   南アルプス
    まだ山頂まではアップダウンが続く。 
歩き始めて3時間半やっと鶴ヶ鳥屋山到着。 
静かな山で、あまり人には合わなかったが、2グループが休んでいた。 
 北側の谷は黄葉  また登りだ~  
山頂で芋煮会
お昼休憩になったが、なんと!Sさんのnewザックからは鍋や調理済みの芋煮が出てきた。
言ってくれれば荷物分担したのに。あの急登を重たい思いして、担いで来てくれたのだった。
感謝しつつ頂きま~す。 鶴ヶ鳥屋山(1374m) 芋煮
質素なお弁当が、熱々芋煮の出現で俄然豪華になった。 とってもおいしかったです。ご馳走様でした。
満腹のお腹を抱え、初狩駅に向け下山。 
登りも急だったが、こちらの下りも負けずに急坂が続く。ストックを出し慎重に下る。  
急登を下山 鮮やかなモミジ
  紅葉を愛でる暇もない程の急な下りだった。   
45分ほどで林道が見えてきた。駐車スペースがあり、先に下って行った人達はここに車を停めていた。立派な舗装路だ。 
石段を下り林道へ     林道横切り山道へ
しばらくはまた下りが続く。下るにつれ緑が濃くなる。    
恩六二九石標が立つ分岐に出た。左は破線ルートで道が悪いらしい。右の近ヶ坂橋方面へ進む。
沢に出ると、15分ほどで道路に出た。
   恩六二九石標(右へ)  沢渡る
    コウヤボウキは、高尾山ではまだ花だったが、もうピンク色の可愛い穂になっていた。 
里の家々は、深紅のドウダンツツジやモミジで紅葉真っ盛り。 
リニアモーターカーの下をくぐると初狩駅は近い。 
 コウヤボウキ穂 リニアモーターカー実験線   
平ヶ岳以来、久々のロングコースだったが、素晴らしい紅葉も見られ、疲れたが大満足の一日だった。