紅葉の山 |
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三連休の天気が予報より悪く、今日はまあまあの天気。直通の甲府行きはとても混んでいた。 |
笹子駅前の絵地図を見たがわかりにくく、もたもたして、やっと登山口を見つけた。 |
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鶴ヶ鳥屋山分岐(クマ出没注意) |
林道を行く |
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滝子山方面には大勢の人が向かったが、こちらは私達のほかには女性が二人 だけだった。 |
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船橋沢沿いを進むと、4~5回渡渉を繰り返す。水量は多かった。 |
沢渡る① |
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沢渡る③ |
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1時間ほどで沢から離れ、森の中に入って行く。これがアキレス腱伸ばしの、ものすごい急坂。私は、久しぶりの山で息も絶え絶え。。。 |
この辺りの木々は少し色づきはじめたばかりで、まだ緑色が勝っている。 |
登山口 |
急登を上る |
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登るに従い山は色づきを増し、真っ赤なモミジが見られるようになる。 |
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今年の夏は長かったが、いつの間にか山はすっかり秋の装いに衣替えしていた。 |
1時間半ほどで送電鉄塔の下に出た。向こうに見える尾根がとてもきれいだ。皆、きれい!を連発。 |
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真っ赤なモミジ |
送電鉄塔の下より向かいの尾根 |
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足元にアケビが落ちているのか思ったらきのこだった。ムラサキシメジかそれとも毒キノコか?きのこは、さっぱりわからない。 |
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ムラサキシキブの木も多く見られた。 |
ムラサキシメジ?毒キノコ? |
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林道より登る |
立派な林道に出た。若者が追いついて来た。ここから向かいの石垣に付けられた梯子を登る。 |
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少し傾斜は緩んだが、またきつい登りになった。 |
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時々青空ものぞく |
最後の登り |
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やっと尾根に出た。ここが本社ヶ丸分岐のヤグラというところだ。 |
尾根上の紅葉は少し遅く、落葉している木も多い。 |
ほっとするのもつかの間、登ったり下ったりが続く。 |
ヤグラ(本社ヶ丸分岐) |
尾根歩き |
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ブナの大木が多くなってきた。見上げると黄金色に輝いている。 |
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登りきった所に少し開けた展望地があった。 |
目の前には、三ッ峠山。左には少し白くなった富士山が見えた。笠雲がかかっている。 |
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ブナ黄葉 |
紅葉の本社ヶ丸方面 |
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雲が多いが、南アルプスや八ヶ岳も見え意外と好展望でうれしくなる。 |
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本社ヶ丸から清八山へと続く峰々は錦の帯のようだ。 |
富士山と三ッ峠山(右) |
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南アルプス |
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まだ山頂まではアップダウンが続く。 |
歩き始めて3時間半やっと鶴ヶ鳥屋山到着。 |
静かな山で、あまり人には合わなかったが、2グループが休んでいた。 |
北側の谷は黄葉 |
また登りだ~ |
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山頂で芋煮会 |
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お昼休憩になったが、なんと!Sさんのnewザックからは鍋や調理済みの芋煮が出てきた。 |
言ってくれれば荷物分担したのに。あの急登を重たい思いして、担いで来てくれたのだった。 |
感謝しつつ頂きま~す。 |
鶴ヶ鳥屋山(1374m) |
芋煮 |
質素なお弁当が、熱々芋煮の出現で俄然豪華になった。 とってもおいしかったです。ご馳走様でした。 |
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満腹のお腹を抱え、初狩駅に向け下山。 |
登りも急だったが、こちらの下りも負けずに急坂が続く。ストックを出し慎重に下る。 |
急登を下山 |
鮮やかなモミジ |
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紅葉を愛でる暇もない程の急な下りだった。 |
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45分ほどで林道が見えてきた。駐車スペースがあり、先に下って行った人達はここに車を停めていた。立派な舗装路だ。 |
石段を下り林道へ |
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林道横切り山道へ |
しばらくはまた下りが続く。下るにつれ緑が濃くなる。 |
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恩六二九石標が立つ分岐に出た。左は破線ルートで道が悪いらしい。右の近ヶ坂橋方面へ進む。 |
沢に出ると、15分ほどで道路に出た。 |
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恩六二九石標(右へ) |
沢渡る |
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コウヤボウキは、高尾山ではまだ花だったが、もうピンク色の可愛い穂になっていた。 |
里の家々は、深紅のドウダンツツジやモミジで紅葉真っ盛り。 |
リニアモーターカーの下をくぐると初狩駅は近い。 |
コウヤボウキ穂 |
リニアモーターカー実験線 |
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平ヶ岳以来、久々のロングコースだったが、素晴らしい紅葉も見られ、疲れたが大満足の一日だった。 |