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日 時 | 2004/01/11(日)曇りのち晴れ | ![]() |
メンバー | Tomo.Junjun.Kura.Yukky・・・4名 | |
行 程 | 八王子IC6:00−中央道・首都高速ー東京湾アクアラインー海ホタル7:00〜30ー木更津 ー富山中学前PK8:40−伏姫籠穴ー富山北峰10:30〜11:00−南峰11:15ー福満寺12:20−PK12:45 ー浜金谷(サンセット&食事)16:30〜17:20−海ホタルー八王子IC20:30 |
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散 策 | 江月スイセンロード、大崩(をくずれ)水仙郷 |
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初めての房総の山『富山』へ、今が見頃というスイセンハイキングに行った。温暖な房総では12月下旬頃から花が咲き始めるが、今年は特に10日も早いという。 | |
今回はクラの運転する車で、私は初めてのアクアラインを渡った。 | ||
海底トンネルを出たところが、海ホタルだった。朝食をとりながら休憩していると、ちょうど日の出を見ることが出来た。雲は多めだが初日の出が見られた。海の上を走る道路が出来るなんてすごいことだ。おかげで東京湾をひとまたぎで木更津に着いてしまった。 | ||
海ホタル日の出 | 千葉には親戚があるクラが、この辺りは詳しく頼りになる。 | |
それにスイセンが大好きなTomoさんはもう3回も来ているので、案内係をしてくれた。海岸沿いを走ると、右手には東京湾フェリーが着く浜金谷の港、左手にはギザギザした鋸山が見えてきた。鋸南町、保田、を過ぎ、岩井駅の少し先に富山中学入口の無料駐車場がある。 | ||
スイセン街道というだけあり車道脇にもスイセンが咲き、よい香りが漂う。 |
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ここは南総里見八犬伝の舞台の一つとされ、伏姫が隠れたという洞窟がある。 |
富山中学に突き当たったら、右に進むと15分ほどで、伏姫籠穴(ふせひめこもりあな)に着く。 | 紅梅が咲き始めた山門をくぐると、右側の斜面には一面スイセンが咲いていた。5分ほど登ると洞窟に着く。 | |
伏姫籠穴山門 | ||
辺りは名産のびわの木が多い。そして房総には冬がないのか、道端にはすみれ、タンポポも咲いていた。林の中には、お寿司を盛り付ける時に使うバランがびっしり植わっていた。 | ![]() |
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所々にスイセンの群生地があるが、Tomoさんに「まだまだこんなものではない。この先にもっとすごいところがたくさんある」と促される。 |
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貯水池を過ぎる登山道は傾斜を増すが、よく整備されている。 | 日本水仙 | |
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尾根道に出て、左へ行くと、里美八犬伝終焉の地の立て札があり、東屋があった。展望台になっていて、海がきれいだ。 |
富山は双耳峰で、10分ほどで明るく開けた富山北峰の山頂に着く。 | ||
スイセン群落 | ||
歩き始めは雲が多く、心配していたが、あの雲は皆どこへ行ってしまったのか、雲ひとつない青空が広がった。 | ![]() |
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展望台に登ると、青い海に大島が大きく、富士山、丹沢、都心のビル群、その向こうには雪をかぶった南アルプスの山々まで眺められる。展望を満喫し、ベンチでおやつを食べながら30分休憩。 | ||
下山は東屋に戻り、南峰へと向かう。 | ||
階段を登ったところに観音堂があり、すぐ左が南峰山頂だが展望はなくすぐに引き返す。 | 富山北峰山頂より | |
ここから急な階段が続き、7合目を過ぎた頃からスイセンの群生地が何箇所も見られるようになった。なるほど、登りに比べこちらの方がずっと広範囲に咲いている。話には聞いていたが、これほどすごいとは思わなかった。派手さはないが、真っ白で可憐な日本水仙は想像以上に素敵だった。。 | ||
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スイセンは数年前に行った伊豆の爪木崎とは比べ物にならない。スイセンの山と言ってもいいくらいの規模で咲いていた。鋸南町は越前、淡路と並ぶ日本の三大産地だそうだ。 | |
緩やかに下ると、紅葉したもみじがあり、季節がいつなのかわからなくなった。 | ||
福満寺を経て道路に出る。道端の畑には菜の花が満開で、振り返ると、きれいな双耳峰の富山が見えた。 | ||
菜の花畑 | 標高は低いが、周囲の標高も低いためなかなか立派に見える。 | |
せっかく房総にやって来たのだから海の幸を食べたいと、紹介されたお店に行ったら、ひどい混みようなのであきらめて、江月スイセンロードを歩くことにした。 | ![]() |
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保田駅手前の病院の横を入ると、ほのかにスイセンの香りが漂ってきた。 | ||
でも、もう1時半を回っていて、お腹が空いていて花どころではなかったが、ふだん需要の少ない保田の町には食事所も少ない。ここは駅からも近いため、とても混雑していた。富山のスイセンがちょうど見頃だったが、町の中はもう終わり頃で少し茶色くなりかけた花が多かった。 | ||
食事は帰りにしようということになり、持ってきた行動食でごまかし、大崩(をくずれ)水仙郷まで足を伸ばすことにした。 | 左後方が双耳峰の富山 | |
これも車だからできること。 | ||
こちらは少し山の中に入るため、人も少なく、花も見頃で自然でとてもよかった。駐車場の簡易トイレには”水仙トイレ(?)”と書かれてあり、中にはスイセンの花が生けてあった。おみやげに球根や、良い香りの切花を買った。 | ||
浜金谷の港に来た頃太陽は西に大きく傾き、ここならサンセットが見られると、海辺のレストランに入った。夕日を見ながら、おいしい海鮮料理を食べて、やっと一息つけた。日の出から日の入りまで見られ、充実した1日になった。富山はスイセンの花に囲まれ、ぽかぽか陽だまりハイキングが楽しめる素敵な山だった。 | ||
車なので新鮮な地物の野菜を買い込んだ。 |
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