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明るいブナの原生林 |
先週は異例の速さで、桜の開花宣言があったというのに、雪があるところにはあるもので、玉原は積雪2m。 |
関越道、高崎を過ぎた頃から早くも雪山が姿を現した。左手には榛名山、妙義山、右には赤城山、男体山、前方には谷川岳、苗場山など名峰が続く。 |
沼田インターを下り、バスが高度を上げていくと周りが雪景色に変わってきた。玉原はスキー場でも有名で、春休みなのでスキーヤーの姿が多かった。 |
玉原ブナ林を行く |
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私はこの玉原のブナの森が大好きで、、夏に2度ばかり来たことがある。 |
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深いブナの原生林はひっそりとして、森の妖精でも出てきそうな気配だった。地面は熊笹に覆われ、葉の茂った森は暗く日の光もあまり入らない。 |
それが同じ場所とは思われないように、ブナ林はまぶしいほど明るい。 |
熊笹の茂る森も、雪が積もっているので、何処でも自由に歩き回れる。 |
今日は快晴なので、ブナの白い木肌が真っ青な空に映える。雪とブナと青い空。絶妙のコントラストだ。 |
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ブナ林散策 |
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スノーシューを楽しみながら、最初は緩やかに登る。体がぽかぽかしてきた。 |
右手が開けて、武尊の真っ白な姿見えた!少し登ると今度は谷川連峰がすぐそこに。 |
天に伸びるブナ |
スノーシュー |
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快適トイレ体験 |
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そして私達は、スタッフ二人が待つ場所へ。ちょうど雪のテーブルといすを作成中だった。今日のランチは、あったかおでんと、しこしこうどん。ここはちょっと風が強かったので、暖かい食事は何よりのごちそう。 |
雪の林はトイレもないので、スタッフが簡易トイレまで作ってくれた。ツェルトで作ったトイレは風を通さず、中はぽかぽか。 |
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武尊岳 |
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雪の中に座って冷えたので、ぽかぽかトイレは快適で、しばらく入っていたいほどだった。登山の持ち物にツェルトは必携と言われたが、納得(意味が違うか?)。 |
スノーシューを思う存分楽しんだ後は温泉が待っていた。『望郷の湯』で温まり、おいしい谷川イチゴをお土産に買って帰路についた。
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谷川連峰 |
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