高尾山スノーハイク(599m)
-takaosan-
 2014/02/10(月)晴れ時々曇り  
コース:高尾山口ー稲荷山コースー高尾山ー6号路ー高尾山口
東京に45年ぶりという大雪が降った。今日は山梨方面に行く予定だったが、あまりの降雪量に心配になり、様子がわかっている高尾山に変更した。今日はそんな人が多かったようだ。 
高尾山口で待ち合わせたが、いつも遅れたことのないJさんが来ない?なんと1時間間違えたという。今回は高尾山なので、遅れてもどうということはないが、珍しいことだ。本人はへこんでいた。
待っている間、年配の男性に「この雪の中登るの?滑って危ないよ。」と声をかけられた。「はい、アイゼンも持ってきました。気をつけます。」と答えたが、よほど頼りなさげだったか、物好きに見られたか。 
スノーハイク
雪なのに登る人は多い。雪だから登るのかもしれないが。
登山口でアイゼンをつける。今回は雪が多そうだ。階段が平になっている。
稲荷山コース登山口 お稲荷さん
スニーカーでアイゼンも付けずに登っている若者がいるが、下山は大丈夫なのか?
雪でもトレイルランの人もいた。
東屋からは、都心や横浜方面もよく見える。眼下は圏央道ジャンクションだ。この雪で2日間通行止めだったが。 
稲荷山(東屋)へ 圏央道高尾山ジャンクション
稲荷山コースは明るく、道幅も広いので気持ちのよいコースだ。    
昨日は登山者も多かったと見え、トレースはしっかりついていた。 
標高が上がると、土の出ているところはなく、真っ白だ。アイゼンで踏みしめる雪はザクザク、キュッキュッとこの感触がたまらない。 
   真っ白な登山道 琵琶滝コース分岐 
一番最初に歩きたい人はいるようだが、こんなに雪が深いと昨日は結構大変だったのではないか。
おかげで、今日は登山道は踏み固められて、歩きやすい。
山頂付近雪多い ヤマアジサイ
  最後の長い階段は、真っ白で段がなくなっていた。雪のほうが歩きやすい。   
高尾山頂からは丹沢や富士山がよい眺めだ。麓も雪景色で、こんな風景が見られることはめったにない。 
さて、これからどうしよう? 
山頂への階段     高尾山頂で
とりあえずはお腹も空いたし、お弁当食べながら考えよう。風もなくそんなに寒くない。  
隣のテーブルでは、トン汁やら、焼き肉のよいにおいがしてきた。
もう少し先まで歩いてみたい気もするが、出足も遅くなったし、私は昨日の雪掻きで筋肉痛だし、今日はこれで下山することになった。 
バッタリ!  
急に名前を呼ばれた。なんと、びっくり!好日山荘の元店長Sさんだった。 
山を始めた頃からいろいろ山行に連れて行ってもらったり、お世話になった人だ。何年ぶりか? 
再会の記念撮影 変わらず、元気で頑張っている。 6号路(ロープも埋まる)
往路を戻ろうかと思ったが、Sさんの勧めもあり、6号路を下る。
階段わきのロープは雪に埋まっている。沢もほとんど雪に隠れてしまっていた。 
ストックを刺してみると、深い所は50センチくらいある。 
雪深い沢沿い 50センチくらい積もってる?
琵琶滝とお堂も風情がある。
七福神のお地蔵様達も雪に埋もれていた。
地元の高尾山で、お手軽雪山体験ができた。もう2月半ば。1か月もすれば花も咲き始める。その前に、もう少し雪の山を歩いてみたい。
琵琶滝(photo by J) お地蔵様
前回寄ったふもとカフェで、気になっていた石釜ピザを食べて大満足で家路についた。