忘年山行 |
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今年の凸凹山岳会忘年山行は、富士山と湖の展望がよいという杓子山になった。10月に三つ峠に登ったとき、地元の人に、ここよりもっと富士山がよく見える山があると聞いていたので、忘年山行に即決定した。 |
1年に一度しか顔を会わせないメンバーもいるが、今年で3回目、皆楽しみにしている。 |
今回残念なことに、この計画を立ててくれた友人が、急用で急遽不参加。8名での山行となった。 |
高尾駅に集合し、乗り換えなしで富士急に直結している電車に乗車する。富士吉田からタクシー2台で不動湯に向かった。タクシーの運転手さんが、道々こちらで有名な吉田うどんの美味しいお店など教えてくれた。次回はぜひ食べてみたい。山梨はほうとうだけかと思っていたが、うどんもあったのだ。 |
昨日は雲ひとつない青空だったそうだが、今日はあいにく雲が多い。 |
不動湯近くの登山口 |
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不動湯は、予約してあったので、要らない温泉グッズなど置かせてもらった。 |
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林道歩きが長く、おしゃべりしながらだらだらと登る。目指す杓子山方面はまだ青空で、歩いていると体がポカポカしてくる。 |
林道を30分ほど歩くと、ゲートがあった。ここまでは車で入れるらしく、数台駐車していた。 |
あの杓子山を目指す |
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林道ゲート |
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不動湯が、標高950mもあるので、少し上ると真っ白になった富士山が姿を現す。忍野や山中湖方面の展望もよい。 |
大きなジグザグを上ると、大ザス峠に着く。ここは高座山(たかざすやま)からのルートと合わさる。そちらから来た登山者のグループもあった。 |
大ザス峠はハンググライダ−の練習基地にもなっているようで、飛ぶ準備をしている人がいた。ふもとまで、早い人は5分、うまく上昇気流に乗れると2時間も飛行しているそうだ。 |
朝は富士山もよく見えた |
大ザス峠(大権峠) |
ここからやっと急な登山道になる。 |
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ランチタイム |
凸凹山岳会メンバー |
山頂直下は、急登が続く |
メニューは熱々おでん、力うどん、漬物、仙台かまぼこ、最後は数個のおにぎりで雑炊まで平らげた |
山頂は急激に気温が下がり、手袋をしないと凍えそうなくらい寒くなってきた。温かいおでんやうどんで暖まるのもつかの間、すぐに冷える。午後になったらどんどん雲が増し、せっかくの展望も全く望めず。残念! |
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そういえば、以前来たときも晴れていたが、展望はよくなかった気がする。 |
山梨県の山頂標識はおだんご型がほとんどだが、ここはベルの付いたかっこいい標識だった。 |
コーヒーやデザートの準備もしてきたが、寒いので早々に下山することにした。 |
不動湯で忘年会 |
かっこいいベルの山頂標識 |
ハンググライダ−飛び立つ |
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大ザス峠では、ちょうどハンググライダ−の飛び立つところをしばし見物。 |
下山は「早く温泉で温まり、ビールだ」と、皆足早になる。 |
不動湯は不動尊の境内から出る湧き出る霊水を沸かした湯で、アトピーなど皮膚炎にも効能が高いそうだ。ネットで調べた限りでは昔の湯治場のようで、あまり期待できそうにないと思っていたが、さっぱりとしてこぎれいな、よい温泉だった。私達のために一部屋用意してあり、床暖房でポカポカに暖まっていた。 |
ゆっくり温泉に浸かり、ビールを飲みながら宴会。アルコールが入ると話が弾むようだ。 |
タクシーで富士吉田まで戻る予定だったが、8人で2台だったので、「富士急行の電車代+400円くらいで大月まで行けますよ。」と運転手さんに言われ、そうすることにした。皆心地よい疲れと、温泉に入り、ほろ酔いでタクシーに乗るとすぐに居眠りをしてしまった。 |
不動湯 |
次回は、今回準備だけで参加できなかったJさんも一緒に、ルートを変えて、大展望を見たいものだ。 |