楽して大展望 |
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釈迦ヶ岳は、別名『甲斐槍ヶ岳』とも呼ばれる三角形の鋭鋒で、遠くからでもわかりやすい。 |
以前から友人に、簡単に登れて大展望が得られると、勧めらていた。 |
ただアクセスが悪く、車でないと不便だ。今回私たちは、ガイドブック通り河口湖ICから入り、帰りは甲府南ICへ出た(甲府南のほうが近い)。 |
国道139号、358号を進み、笛吹市(旧芦川村)方面へ。 |
ドンベイ峠(ゲート有) |
スズラン群生地分岐 |
途中、芦川支所に立ち寄り地図をもらい、トイレも借りた。(あとでわかったが、スズラン畑PKにきれいな水洗トイレがあった) |
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標高が上がると、車窓からは早くも南アルプスが見える。 |
駐車場はスズラン畑の脇にあるが、平日なのでドンベイ峠まで行き、路肩に停めた。 |
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尾根道 |
府駒山 |
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登山口から少し斜面を巻くように行くと、視界が開け、すぐに尾根歩きになる。 |
今朝未明まで降っていた雨が上がり、今日は雲ひとつない青空。山の中腹に雲がたなびいている。 |
小さなアップダウンを繰り返し、ヒノキやブナが見られるようになると、府駒山の小さな広場に着く。 |
このあたりはまだ芽吹き前で樹間から、左手には富士山を見ながら、右手には八ヶ岳、金峰山、奥秩父の山々、一宮の街並みが見渡せる。 |
目の前に釈迦ガ岳が見えた |
最後の登り(岩場が続く) |
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今まで邪魔をしていた樹木ではっきり見えなかったが、視界が開け、まず八ヶ岳が裾野を広げる。富士山も大きく間近に見える。 |
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山頂直下は、甲斐槍ヶ岳の名前の通り、岩場の登りが連続する。ロープがついている。 |
釈迦ヶ岳山頂は、岩場であまり広くない。夫婦地蔵が迎えてくれた。 |
山頂からはこの通り(画像クリックで拡大) |
八ヶ岳 |
ガイドブックと同じ景色 |
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ガイドブックと同じ大展望に、ザックを下すのも忘れる。 |
真っ白な南アルプスの右側には、北アルプスの乗鞍岳も見える。 |
先客が一人いただけで、この雄大な景色を独り占め(3人)できた。 |
少し早かったが、ゆっくりとランチ(おにぎり、若竹煮、蕗の煮物、イエロートマト、甘夏、ぬか漬け)を楽しんだ。 |
すご〜い景色だね! |
やさしい顔の夫婦地蔵は富士山をバックに |
名残惜しいが、山頂を後に往路を戻る。 |
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最初の岩場を過ぎれば、あとはのんびり尾根歩き。足元には白スミレ、アケボノスミレなども見られた。 |
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ふもとの山々は、目にもやさしい若緑色で、ところどころに山桜がピンクの彩りを添える。 |
下山後、上九の湯で汗を流した。 ほっかほっかの”ヨモギ饅頭”がおいしかった。 |
4月から土日の高速道路は1000円になり、大混雑しているらしいが、平日なので割引はないが、空いていて順調に帰宅できた。 |
富士山も雲ひとつなく |
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やわらかい若緑色の山 |