梅雨入り |
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一昨日梅雨入りしたが、皆行いが良いのか今日は晴天。 |
蕎麦粒山は、皆初めて行く。友人が、踊平から川苔林道へ下るというコースを、ネットで見つけた。地図にもガイドブックにもそのコースは載っていないし、破線もなかったが、去年の秋にいったグループもあったので、チャレンジしてみることにした。 |
バスの便が少ないので、奥多摩駅から満員のバスに乗り、東日原で下車。バス停に絵地図があり、踊平からのルートも記されていた。これで安心。 |
バス停より少し戻り、坂を上がった所に右の標識あり。→ |
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杉林の急坂を1時間余り登る |
何があったのか、ひねくれ杉の木 |
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♬ 春ゼミ大合唱 ♫ |
1時間ほど急坂を登ると、片側に雑木林に変わると急斜面もやや緩む。 |
にぎやかな春ゼミが大合唱だ。 |
2時間近く登ると、気持のよい風が吹く広い尾根に出る。やっと一息つけた。ブナの木が多い。 |
やがて、ミズナラの林になる。 |
アセビも見られた。 |
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ミズナラの巨木 |
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春ゼミ(たぶん)のぬけがら→ |
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アセビ |
一杯水避難小屋 |
あ~~今回もきつい登りだった |
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2時間半近くかかり、やっと一杯水避難小屋に到着。小屋の前のベンチで中休止。今日は長いので、お弁当を二回に分けて食べた。標高が上がると涼しくていい気もち。 |
ゆっくりもできないので、出発すると、10分足らずのところに水場(一杯水)があった。→ |
途中の標識に、倉沢に下る棒杭尾根と書かれていた。 |
へびだ~!前を行く友人のストックの先に蛇。私も嫌いだが、友人は世界一嫌いな生き物だそうで、全身鳥肌。 |
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アップダウンも緩やかで、こんな尾根歩きは大好き。ブナの巨木も多い。← |
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このかわいい花は何でしょう?(誰か教えて)→ |
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笹の花 |
仙元峠への登りはパスし 、巻き道を選ぶ。 |
この辺りシラカバと笹が多い。珍しい笹の花がたくさん咲いていた。笹の花が咲くと、枯れるというが、本当にほとんど枯れていた。 |
山頂から下ってきた女性が、経験者向きと言われている鳥屋戸尾根から登ってきたと言う。急坂続きだったが、テープが付いていて、わかりにくくはなかったそうだ。 |
←この山は標識はしっかりしていて、わかりやすい。 |
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岩が露出した蕎麦粒山山頂(1473m)・・・2回目のランチタイム |
緑のトンネル |
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蕎麦粒山はソバの実を立てたような山容だからその名がついたそうだ。山の名前は、奇妙な名が多い。 |
この山は、展望はあまりないし、この時期、花もほとんど咲いていなかったが、新緑はとにかく素晴らしい。 |
蕎麦粒山から、転げ落ちそうな急坂を一気に下ると、あとは防火帯の広い尾根歩き。左側はブナとシラカバの森。右側はミズナラの並木で、大きな木がトンネルを作り、風が通り抜ける、それは気持ちの良いコースだ。 |
日向沢ノ峰は南北に二峰あり、南峰の展望がよい。 |
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日向沢ノ峰(ひなたさわのうら)付近 |
踊平 |
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道を間違えたか? |
ルンルン気分で踊平に着くと、ちゃんと標識が出ていて、すぐ下には林道が見える。ほんの数分で林道へ降りられた。なーんだ、心配することはなかった。 |
←立派なトンネルまでできていた。こんな林道何のために造るのか。 |
私たちは迷うことなく、林道を歩き始めた。またヘビがいた!林道の縁石の上で、長々としたまま動かない。友人はまた鳥肌。 |
林道はひどく崩れ、大きな石が道路に転がっていてとても歩きにくい。少し行くと、標識があり、時間は書いてないが、思ったより長そうだ。 |
もう1時間以上歩いているのに、百尋ノ滝も出てこない。ひょっとして、どこかで道を間違えたのか? |
踊平下の林道トンネル |
バスに間に合うか不安がよぎる。 |
奥多摩町のトラックが停まり、人がいたので聞いてみると、あと30分くらいでバス停に着くという。 何とか間に合うか。。 |
林道を歩き始め、1時間半ほどした頃、やっと細倉橋に着いた。標識があり、沢沿いに行くと百尋ノ滝、バス停まで2.7km。相当急がないとバスに乗り遅れる。もうへとへとなのに、そこからは息をもつかず歩き通した。バス停着4時35分。バスは1分後に時間通りきた。ぎりぎりセーフ。この次のバスまでは、1時間半も待たなければならなかった。 |
あとで考えてみると、やっぱり違う道があったのだ。林道へ出たところで間違えたようだった。 |
林道歩き2時間、休みなし。最後にどっと疲れた。でも、駅で電車を待つ間、ワサビジェラードを食べ、少し元気を取り戻し、最近新聞でも紹介された、奥多摩限定”あわび茸カレー”もお土産に買った。 |
(今回からスタイルを少し変更し、フォントサイズも大きくしました。) |