7月2日(日)曇りのち晴れ |
奥入瀬 |
ホテルから徒歩5分のところにバスの発着所がある。休屋(やすみや)という。バスの出発まで湖畔を散策した。今日は風が強い。 |
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バスで奥入瀬渓流沿いを40分程走ると、石ヶ戸に着いた。休憩所やトイレもある。 |
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朝の湖畔 |
石ヶ戸(イシゲド)バス停 |
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石ヶ戸とは、大石で出来た岩屋があり、美女盗賊のすみかだったとの伝説がある。 |
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遊歩道も整備され、歩きやすい。川のすぐ近くを歩けるようになっている。ミルフォードトラックを思い出す。 |
静かな下流 |
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石ケ戸の瀬 |
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緑はだいぶ濃くなり、渓流との対比が美しい。 |
遊歩道から渓流の向こうに屏風岩という断崖が見えてきた。波を打ったような形で、圧巻の景観が続く。道路側には馬門岩がある。 |
水量は多い |
屏風岩 |
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阿修羅の流れは、奥入瀬の代表的な景勝地。清流が水しぶきを上げながら流れる。 |
豪快な滝、白糸のような繊細な滝、涼やかでやさしい滝など右に左にたくさんの滝が現れる。 |
馬門岩 |
阿修羅の流れ |
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流れの中に、苔むした岩と草木が生え、島が点在しているよう見える。九十九島と呼ばれている。 |
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渓流沿いは、ほとんどが森の中で直射日光が遮られ 、とても涼しい。この時期歩くには丁度よい。休んでいると肌寒いくらいだった。 |
千筋の滝 |
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九十九島 |
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雲井の滝(落差25m) |
白布の滝(落差30m) |
橋を渡り向こう岸へ |
ほとんどの滝が近くまでは行かれないが、九段の滝は唯一近づける。高さは15mほどだが、岩が段々になっている珍しい滝だ。 |
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遊歩道は平か、緩やかに上る道だが、一ヶ所階段を登るところがあった。 |
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九段の滝 |
苔むした階段を登る |
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この時期花は少なく、オオバショウマ、ズダヤクシュ、モミジカラマツなどの地味な花が見られた。 エンレイソウは実がついていた。 |
石ヶ戸から子ノ口までトイレ3ヶ所、バス停は4ヶ所あるので長く歩く自信のない人でも、気軽に楽しめる。 |
オオバショウマ?咲く清流 |
ぼこぼこノ木 |
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不老の滝 |
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ベンチも所々にある |
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銚子大滝は近くに駐車場もあり、人気スポットのようだ。人も多くなってきた。落差7mだが幅は20mもあり、豊富な水量は大迫力だ。 |
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そろそろ終盤、子ノ口水門に着いた。 |
銚子大滝 |
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子ノ口水門 |
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予定時間の3時間余りで子ノ口に到着。湖畔の案内人に、今日は対岸の休屋側が、風が強く船が出ていないと言われた。船で渡りたい思っていたので、とても残念。 |
取りあえず、稲庭うどんを食べて待つことにした。 |
十和田湖河口 |
十和田湖到着! |
十和田湖遊覧船 |
船をあきらめかけていたら、風が静まり13:30から就航すると案内があった。バスよりも時間と料金はかかるが、初めての十和田湖遊覧ができるのでうれしい。 |
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船に揺られ気持ちよかったのか、クマさんはほとんど寝ていた。 |
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遊覧船 |
乙女の像(高村光太郎作) |
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船着き場から15分程歩き、乙女の像を見に行く。 |
母が昔、乙女の像を見て来て、太ったおばさんのようだったと言っていたことを思い出した。乙女というから華奢な少女像を想像していたのかもしれない。確かにたくましい。 |
森の小道を少し歩くと、十和田神社がある。せっかくなのでお参りして、杉並木の参道を歩いてホテルまで帰った。 |
十和田神社 |
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7月3日(雨時々曇り) |
八戸から帰路へ |
ずっと雨に降られないですんだが、今朝は雨。今日の予定はホテルのバスで八戸に送ってもらい(八戸には無料送迎つき)、新幹線で帰るだけなので降られても大したことはない。八戸までは2時間ほどで着く。 |
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私達は田舎もないので、鉄道の旅はほとんどしていない。甥に鉄ちゃんがいて、今回もいろいろ教わった。これに味をしめ、これからも国内旅行を楽しもう。奥入瀬は季節を変えてまた行ってみたい。 |
涼しくよい旅をしてきたが、翌日から東京は猛暑。暑い! |
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八戸駅 |