扇山1137m -ohgiyama- |
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日 程 | 2002/02/01(金)晴れ |
行 程 |
八王子8:09−鳥沢8:50−梨の木平10:25−水呑杉11:00−扇山12:10〜13:30−犬目14:30〜15:08−四方津15:46 |
歩 程 | 4時間 |
メンバー | Junjun.Kura.Yukky |
クラのバースデー山行に山梨の扇山に行った。雪があることが予想されたので、一応軽アイゼンは持っていくことにした。 | ||
バスを使わず駅から駅に歩くことが出来るし、東京方面から比較的簡単に行くことが出来るため、よく登られている山だ。中央高速や中央線からも、扇を広げたようなやさしい山容がよく見分けられる。 | ||
鳥沢の駅から、甲州街道を横切りしばらくは車道歩きが続く。日陰にはまだ雪が残っている。ゴルフ場を回り込むあたりに来ると、車も入らないのか、車道でも雪がある。 | ||
1時間ほど歩くと、梨の木平に着いた。休憩所とトイレがある。 | ||
登山道は日当たりの良いところは雪もなく、アイゼンは必要なかった。時々見晴らしの良いところにでると、富士山が美しい姿を見せてくれる。扇山は富士の眺望が良いことでも知られている。 | ||
明るくよく手入れされた、杉林をひたすら登る。(奥多摩の暗い杉林とは違う)水呑杉は2〜3年前に来たときは、水はほとんどなかったが、今日は豊富だ。 | ||
水呑杉の森 | ぽかぽか天気のスノーハイク | |
一休みして、さらに急坂を進む。百蔵山との分岐の尾根に出ると、今までの登りとは違い、あたり一面真っ白だった。 | ||
30センチほど積もっているが、ふみ跡が硬く雪が締まっているので歩きやすい。 | ||
山頂を目指す | ||
今まで誰一人で会わなかったが、山頂に着いたらたった一人登山者がいた。 | ||
日当たりの良い広々とした山頂も一面雪景色。 | ||
南には富士山が堂々とそびえているはずだったが、残念ながら雲に隠れてしまった。(なぜか私たち3人は富士山に縁がない気がする)御正体山、北側の大菩薩、奥多摩の山々は良く見える。 | ||
扇山山頂にて | ||
雪の上なのにぽかぽかと暖かく、風もない山頂はパーティー日和。まずおでんを煮込み、用意してきた恒例のクラッカーを鳴らし、ちょっぴりスパークリングワインで乾杯! | ||
この間覚えた、おでんにうどん、ハーブソーセージ、野沢菜漬け、フルーツいっぱいのプリンアラモードを雪の上に広げた。 | ||
豪華なランチに先客の男性がびっくりしていた。 | ||
Happy Birthday | ||
その人にもワインをすすめ、最後のコーヒーとデザートまで1時間以上も山頂でのパーティーを楽しんだ。 | 下山は”君恋温泉”というネーミングの良さにも惹かれたが、平日は予約しておかないと入れないと言うし、今回は止めて犬目に下りることにした。 | |
このコースは登りよりも雪が多かったが、最初の急な下りは滑りやすかったものの、その先は歩きやすい道だった。犬目からのバスは午後3本だけしかないため、それにあわせて下る。予定通り14時30分下山。 | ||
犬目は葛飾北斎がここから見える富士を描いたというところだ。 | バスの時間に間があるので、次のバス停までのんびり歩いてみることにした。 | |
宿場町としても栄えたところらしく、旅籠の面影が残る100年も経っているという建物もある。 | それに、このあたりはバス停でなくても手を上げれば、バスは停まってくれると地元のおばあちゃんが教えてくれた。 | |
犬目より扇山を望む | ||
ぎりぎりセーフ | ||
次のバス停に着いて気がついた。”ストックがない!”トイレに行ったとき忘れたのだ。”またやってしまった…” | ||
やさしい二人が『間に合わなければ駅まで歩こう』と言ってくれたので、ザックを置いてとりに戻る。 | ||
やっとトイレにつく頃、バスが見えた。慌てて走りバスに手を上げ、わけを話して乗せて貰う。 | ||
ぎりぎりセーフ。次のバス停で二人も乗り込んできた。 | ||
このバスに乗り遅れたら、四方津まで車道を1時間以上歩かなければならない。 | ||
何とか間に合ってほっと一息。ちょっと危なかったけど、楽しいバースデー山行になった。 |