塩山にザゼンソウの群生が見られる山があるという。今年は花が遅めと思ったが、ザゼンソウはもう見ごろだそうで、Jさんが慌てて計画を立ててくれた。JRとバスの連絡が悪く、今回は車で行くことにした。 |
ここのところ週末になると天気が悪い。だが、山梨の天気は曇りのち晴れ。期待して出かけることにした。 |
笹子トンネルを抜けると、真っ白なガスに包まれ何も見えなくなった。 |
勝沼インターからブドウ畑を抜けて行くと、少しづつガスも晴れてきた。 |
王宮ザゼンソウ公園 |
 |
 |
最近になって整備されたのか、駐車場の脇にビジターセンターらしき建物や案内板もある。 |
大駐車場とうたってある割には狭い。 |
|
大?駐車場 |
ザゼンソウ |
すぐに、山ブドウ売りのおじさんが声をかけてきた。干しブドウの試食と、道案内、自分がテレビに出たこと、山ブドウはどんなに体に良いかを得々と説明してくれた。帰りに買う約束をして、先に進むことにした。 |
駐車場から5分ほどで群生地に着くので、車で来てザゼンソウ見物だけして帰る人も多いようだ。 |
 |
 |
ザゼンソウは雪解けの山で、見たことはあるが、これだけ群生しているのは初めて見た。 |
そして、赤紫色だけしか知らなかったが、ここには、バナナ色、白、ピンクなど多彩だ。 |
木道 |
群生地 |
|
グロテスクだという人もいるが、ユーモラスで可愛い。僧が座禅をしている姿に似ているので、その名がついたという。開花するときに発熱するので、早春にいち早く見られる花だそうで、雪解けの頃来るのも風情があってよさそうだ。 |
踏み込まないように、木道の上から見るようになっていて、周りは電流が流れる鉄線が張り巡らされている。イノシシの被害除けだそうだ。サトイモ科の植物なので、イノシシの好物なのかもしれない。 |
 |
 |
 |
ザゼンソウいろいろ |
 |
周りは湿地帯で、あちこちから沢が流れている。 |
 |
ザゼンソウ見物と写真撮影をし、小倉山へと明るい林を登る。 |
尾根に出て一登りで、三階建の展望台が立つ小倉山に着いた。 |
ザゼンソウファミリー |
|
尾根分岐 |
前回の松生山は標高934mでも登り3時間、小倉山は954mなのに40分足らずで登ってしまった。 |
 |
 |
雲海 |
1000mに満たない標高でも、今日は雲の上に出た。 |
展望台に上がると、眼下は一面雲の海。何もかもすっぽり覆い隠している。 |
小倉山展望台 |
どこまでも続く雲海 |
|
アルプスへ行っても、これだけの雲海はなかなか見ることが出来ない。あのふわふわの雲の下には何があるのか?塩山市街か?雲の上に出ているのは山だけだった。 |
西に頭を出しているのは、乾徳山や小楢山のようだ。 |
 |
 |
南アルプスはあいにく見えない。 |
標識は、展望台の柱に小さく書いてある。 |
|
小倉山標識 |
小倉山を振り返って |
 |
ベンチやテーブルがあるので、ゆっくりコーヒータイム。今日はなかなか太陽は顔を出してくれないが、暖かい。 |
 |
アップダウンをくり返しながら、尾根伝いに西へ進む。 |
上条峠分岐 |
|
北側も雲海 |
上条峠分岐は北側が開けている。こちらも墨絵のような景色。山と山の間をぬって走る大河のように、白い海が続いていた。 |
 |
尾根と別れ下って行く。どこでも歩けるような林の中は、踏み跡を見失いがちになる。前を二人登山者が行く。山を歩く人は少ないようだ。 |
立ち枯れなのか、倒木の多い林を抜けると、カタクリの群生地がある。開花は4月中旬のようだ。ニリンソウも見られるらしい。 |
|
|
倒木の多い林 |
一周して戻ると、橋のそばにお店が開いていた。山ウドを試食させてもらった。湯がいてポン酢をかけただけだというのに美味しい!肉厚で大きいしいたけも、思わず買ってしまった。 |
駐車場には山ブドウ売りのおじさんが待ちかまえていた。レーズンは大好きだし約束通り買った。 |
12時ころには下山してしまったので、塩山駅前でほうとうを食べて帰ることにした。 |
今日はお彼岸なので、帰りの渋滞が心配だったが、早帰りだったからか、びっくりするくらい空いていた。 |
帰ってから見ると、山ウドは群馬産、山ブドウは南アフリカ産だった。Jさんが、「でも、地場産とはいっていなかったわよ」確かに・・・。まあ、どちらも美味しかったら、良しとしよう。 |