まず中庭でハチオウジアザミについてレクチャー。2012年に多摩丘陵で発見。湿地に生え、頭花が細くとっくり型。花が多数つき、棘は弱い。 |
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交雑種ができやすいため、中庭で育てているそうだ。 |
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ハチオウジアザミ(両性花) |
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ハチオウジアザミ(雌性花) |
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レイジンソウ |
メナモミ |
タイアザミ |
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タイアザミは丘陵地や低山によく見られ、花は横向き、花の色もやや薄いように思う。ノハラアザミはすくっと上を向いて咲く。明るい陽地を好む。 |
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ビールのホップにそっくりなカラハナソウ。 |
カラハナソウ |
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ノハラアザミ |
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濡れて滑りやすい第一、二デッキへ。 |
サラシナショウマやツクバトリカブトが見られた。ヤマトリカブトとの違いは、ちょっと見にはわからない。 |
サラシナショウマ |
ツクバトリカブト |
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ヤブツルアズキでお汁粉を作ったら、美味しかったそうだ。 |
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万両、千両はよく見るが、カラタチバナは 百両とされる。温暖化の影響で多摩にも増えてきたらしい。 |
ヤブツルアズキ(実) |
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雨の林の中には、ロクショウグサレキンの一種と見られるキノコが、苔むした切り株に生え、青緑色の怪しい光を発していた。 |
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サーモンピンクのハナビラタケも見られたが、写真はいずれも失敗。 |
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ハナタデ |
イヌタデ |
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雨で写真がよく撮れなかったので、←左の写真は後日撮ったもの。 |
オオミゾソバは、水辺や湿地に生え、ミゾソバよりゴージャス。 |
オオニガナはキク科のフクオウソウ属、絶滅危惧種。高尾山で見たあのフクオウソウか? |
オオミゾソバ |
オオニガナ |
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雨は降り続き、資料のプリントもぐしょぐしょになってしまった。親切にも園長自ら新しい資料をプリントしてくれた。雨だけどとても楽しい観察会でした。ありがとうございました。 |