忘年山行 |
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広沢寺温泉入口でバスを下車し、見覚えのある道を広沢寺温泉へ向けて歩く。 |
八王子では霜でやられた皇帝ダリアも、この辺りではまだ元気だ。鐘ヶ岳や大山も姿を見せる。 |
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残った柿の実(photo by u) |
鐘ヶ岳 |
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車道から離れ、愛宕神社の階段を登る。 |
境内を横切り、見城山登山口を行くと、落ち葉が掃かれた跡がある。 |
見上げると七沢地区のボランティアの人達が、登山道の落ち葉を掃いていた。ありがたいことだ。 |
見城山登山口(愛宕神社) |
ボランティアの人が落ち葉掃き |
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この辺りまだ十分紅葉が楽しめる。時々はっとするような真っ赤なモミジが見られた。 |
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尾根に出ると、明るく平坦な道になる。落ち葉を踏みしめ歩く。 |
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紅葉(photo by u) |
登り途中で(女子のみ)(photo by u) |
タマネギ石 |
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足元にある石はタマネギ石といい、丹沢が隆起した時に地表に露出した岩石が、風化作用よってタマネギの皮をむいたようになったものだそうだ。聞かなければ、知らずに通り過ぎるところだった。 |
注意して見ると結構見られる。 |
タマネギ石 |
尾根歩き |
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見城山への道は地図に破線さえもないが、わかりやすく道標もある。数年前にボランティアの人達が整備してくれたそうだ。 |
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木の根がむき出しの急登を登ると、見晴らしがよくなった。 |
小さな祠 |
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木の根の急登 |
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南側は江の島や相模湾を望める。丹沢は海を眺められる山が多く、開放的だ。 |
見城山からは、都心方面の見晴らしがよい。新宿ビル群、スカイツリーも見られた。ここはスカイツリーよりずっと低い。 |
相模湾を望む |
見城山(360m) |
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「今日は大勢なので、ここから急で足場が悪いところがあるから、重い人は後から来て。」と言われた。見渡してもやっぱりクマさんが最後のようだ。右側が崖で狭く路肩が崩落し、踏み抜いてしまいそうな穴が開いているところもあった。 |
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日向山 |
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日向山到着11時前。少し早いが、簡単にお弁当休憩にした(後があるので少なめに)。 |
今日は雲が多く、あまり陽射しがない。でも、風がないので寒くはない。 |
日向山(404m) |
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山頂で休憩中 |
日向山を下ると、日向薬師の分岐だが、私達は直進する。 |
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また木の根道の急坂があった。 |
3年前の忘年山行で行った大山三峰山が、木々の向こうにギザギザの姿を見せる。 |
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日向薬師分岐 |
木の根道急登 |
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急坂を登りきると、大きなモミの木がある広場があった。 |
この道は、梅ノ木尾根に続く大山へのルートだそうだが、他にも弁天御髪尾根などまだまだ知らないルートがたくさんありそうだ。 |
大山のメインルートは混雑しているが、こちらはとても静かだ。 |
大モミの木 |
大山三峰山 |
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分岐を浄発願寺奥の院へと下る。 |
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丸い僧侶の墓石が立ち並び、中央には岩屋がぽっかり口を開けている。 |
その昔は、一般の人は入ることが出来なかったそうだが、ヘッドランプをつけて入って見た。墓石やお地蔵様が所狭しと並んでいた。 |
一人では怖くて入れそうもないが。 |
浄発願寺奥の院岩屋 |
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降りてきたら、モミジは見頃のものが多く、まだ紅葉が見られるとは思ってもいなかった。 |
奥の院へと下る。 |
奥の院への下り(photo by u) |
盛りの紅葉(photo by u) |
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男の駆け込み寺 |
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浄発願寺は男の駆け込み寺ともいわれるが、三度にわたる山津波で埋没し、土台や灯篭だけが残っている。 |
罪人が一段ずつ築いたという五十三段の石段を下る。 |
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浄発願寺奥の院跡 |
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山を下り、道路に出たところが『クアハウス山小屋』で、今日はここで入浴後、忘年会となる。ここは、料理も美味しく安かった。 |
Sさんが、早くから日程調整やら実踏までしてくれ、今日の参加者は過去最高12名。忘年山行初参加が2名。シャベイさんの娘さんは、立派に二代目を継げるほど場を盛り上げてくれた。皆お酒も入り、賑やかで楽しい会になった。 |
案内役と原案を決めてくださったTさん、ありがとうございました。 |
丹沢、初参加のUさん、他にも丹沢のよい山、コースたくさんあると思います。またの機会に是非ご参加を。 |