三ツ峠三山に登る |
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今回B’sのメンバーは、都合により一人不参加で、3名で行った。 |
週末の天気予報が悪い方に変わってきて、ちょっと迷ったが、昼間はなんとか持ちそうだということで、予定通り行くことにした。 |
天気もまあまあで、富士急線の車窓からは、頭が少し白くなった富士山が大きく見えた。 |
河口湖よりオンシーズンのみ土日限定で、登山口までバスが入る。(裏三ツ峠コース) |
三つ峠登山口 |
富士アザミ(開運山) |
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バスを降り、駐車場を過ぎると、夏にはレンゲショウマがたくさん見られる、登山道に入る。林道と違い、急登が続くが、森の中の気持ちのよい道だ。 |
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私は過去に2回行ったことがあるが、三つ峠登山口から三つ峠駅に向かう今回のコース(表三ツ峠コース)は、初めてだ。 |
三つ峠山荘の道を分け、ほどなく四季楽園前に出る。眼下にはロッククライミングのゲレンデが見える。私の友人もよくここで練習するそうだ。 |
三ツ峠・開運山(1775m) |
パラボラアンテナののあるピークが三ツ峠山頂だ |
御巣鷹山へ |
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山頂に着くと雲が多くなり、富士山もだいぶ隠れてしまい、遠望はきかない。 |
山頂で出会った地元の人に、いろいろ話を聞けた。メンバーの一人が、三ツ峠は三つのピークからなるのだから、どうせなら全部登ろうと言い、御巣鷹山への道を案内してもらうことになった。開運山から御巣鷹山へ行き、往復30分足らずだそうだ。 |
一面のトリカブト(画像クリックで拡大) |
途中、都留市へ向かう、北口登山道の標識もあったが、険しいとの事で、あまり歩かれていないようだった。この辺り一帯は、夏はお花畑になるそうだ。 |
御巣鷹山分岐周辺は一面のトリカブトが美しい。 |
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御巣鷹山1775m |
御巣鷹山もパラボラアンテナが立ち、見晴らしは悪い。去年清八山に登ったとき見えたアンテナは、御巣鷹山だったようだ。男性が一人、清八山へと向かっていった。 |
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ゴミだらけの山 |
四季楽園まで引き返し、三つ目の木無山へ。 |
ここでは10張りほどテントが張られていたが、驚いたことにごみが散乱していた。最近は何処の山でもあまりごみを見かけなくなったが、こんなマナーの悪いところは見たことがない。 |
クライマー達のテントらしいが、ひどくマナーの悪い人達だ。 |
清八山へ |
木無山(ごみが散乱) |
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クライミングゲレンデを回り込むように、登山道がある。岩に張り付いている人たちを見上げていると、早く通り過ぎるように注意された。石が落ちてくるらしい。 |
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最初、標識が少なく、ちょっとわかりにくいところがあった。急坂が続く。 |
このコースを歩く人たちは少ないようで、ほとんど人に会わなかった。 |
草原の中に、赤い前掛けが目立つ。八十八大師の石仏群だった。 |
オヤマボクチ |
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ロッククライミングのゲレンデ |
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一度林道を横切り、林の中に入ると、達磨石に着く。もっと巨大な石かと思っていたら、それほどでなく、梵字が刻んであった。「アーク」と読み、不空成就如来を意味するそうだ。 |
いこいの森からは車道歩きが長い。下暮地を過ぎ、富士急のガードをくぐると、右折して三ツ峠駅はすぐ。 |
ちょうど1本前の電車が出たところで、次まで50分も待つ。何もない駅なので、アイスクリームを食べながら、駅の待合室で待つことにした。 |
八十八大師 |
達磨石 |
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心配していた雨にも降られず、快適なホリデー快速で、乗り換えなしで帰ることができた。 |
三ツ峠より富士山が素晴らしい山があると、お話好きの地元の登山者が教えてくれた。忘年山行はそこにしようかと考えている。 |