一時の涼を求めて |
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2日前に梅雨明け宣言をした東京は、いきなり35度前後の猛暑に突入。 |
Sさんが、バスで標高1000mまで登れ、下山後は温泉に入れる三頭山を計画してくれた。 |
五日市駅から1時間、満員のバスに揺られ、三頭山都民の森に着く。やはり心地よい風が吹いている。 |
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都民の森駐車場 |
鞘口峠に向かって |
都民の森は、よく整備されコースもいろいろあるが、初めてのSさんの希望で、鞘口峠(さいぐち)から登ることにした。このコースは、ギラギラ太陽が遮られ、ずっと涼風が吹いている気持ちのよいコース。 |
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尾根を上る |
途中にもコースは多数 |
見晴小屋 |
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涼風が吹き抜ける |
途中の見晴小屋からは、奥多摩方面の見晴らしがよく、大岳山や御嶽山がちょうど北側に見える。 |
ブナが多く、空に向かって延びた枝は、大きく陽射しを遮り、山頂までの登りは、うだるような下界の暑さを忘れさせてくれる。 |
奥多摩方面の見晴らしがよい |
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ブナの大木が多い |
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三頭山という名前の通り、三つの頂があり、東峰、中央峰、西峰に分かれている。メインは西峰で、ベンチもたくさん置かれ広々していた。 |
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お弁当を広げる。おにぎりに、夏でも温かい味噌汁や、スープはおいしい。 |
富士山も雲の中からちょこっと顔を出し、雲取方面の山々も見渡せる。 |
三頭山東峰 |
下山は笹尾根を西原峠まで下る。 |
三頭山西峰(ランチ) |
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避難小屋 |
大沢山を下る |
槙寄山 |
山頂を後に、まずはムシカリ峠まで下り、一登りすると、ログハウスの立派な三頭山避難小屋がある。Nさんは、こんなところに泊ったことがあるそうだ。 |
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大沢山、クメケタワとアップダウンを繰り返して行くと、ベンチのある槙寄山に着く。Nさん持参のレモンの砂糖漬けが、人気だった。 |
オカトラノオやギボウシが咲いていた。 |
オカトラノオ |
ギボウシ |
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西原峠 |
山アジサイ咲く道 |
ヤマユリ |
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笹尾根も木に覆われ陽射しは遮ってくれるが、風はあまりなかった。 |
西原峠より、仲の平へと下り数馬の湯へ直行。 |
私は用事があり、、温泉パスはして帰る予定だったが、「30分あるので、汗だけ流して行けば」という皆の勧めもあり、超特急で入ることにした。 |
仲の平登山口 |
登山口にある立派な民家 |
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濡れたままの髪で、一人バスに飛び乗ったが、バスも行きとは違い空いていてよかった。 |
三頭山は、思っていたよりずっと涼しく、とても気持ちのよい山だった。夏の近場の山行にはちょうどよい。最後に温泉で汗を流せるのもよかった。 私は1ヶ月半ぶりの山行だったが、ストレス解消になりリフレッシュできた。 |