湯ノ沢峠〜曲沢峠 |
 |
 |
昨年の秋に台風の影響で林道が通行止めになり、延び延びになっていた計画がやっと実行できた。4月26日より林道が開通になったので、早速出かけた。 |
甲斐大和の駅はタクシーが常駐していないため、電話で予約しておいた。塩山タクシーさんは、昨秋何度も電話で状況を知らせてもらっていたので、今回もお願いした。お話好きの運転手さんで、道々観光案内までしてくれた。 |
行程が長いので、湯ノ沢峠まで車で入る。 |
湯ノ沢峠PK(最近出来た真新しいトイレ) |
大蔵高丸へ向かう(右奥) |
 |
湯ノ沢峠からハマイバ丸にかけては、初夏から夏にかけてお花畑になるという気持ちのよい草原を.南へ進む。広々として明るく、見晴らしがよい。 |
 |
大蔵高丸の登り北斜面は、ぬかるんでいるところがあると思ったら、一部残雪があった。 |
大蔵高丸山頂は広く、360度大展望。今日は霞みがかかり、あまり展望はよくないが、それでも大きな富士山や丹沢の山々を見ることが出来た。 |
大蔵高丸1770m(大月秀麗富嶽12景) |
南へ南へとアップダウンを繰り返し進む。 |
ハマイバ丸1732m(破魔射場丸とかかれていた) |
雑木に囲まれたハマイバ丸を後に少し行くと、露岩の荒地があり、なぜかまたハマイバ丸の標識。はるか前方に大谷ヶ丸が見える。あ〜まだまだ。 |
 |
 |
ズミやノイバラ、ツツジの木が多い。咲いたら見事と思われる大きな木だった。背丈ほどもあるササヤブの道をかき分けながら進む。 |
滑りやすい急登を下るが、両側はノイバラでつかまることもできない。 |
向かい側に大きな石が見える。(天下石) |
大きなツツジ |
背丈ほどもあるササヤブの登山道 |
 |
 |
 |
天下石(後ろに回ると以外と薄っぺら) |
ユーモラスなヤブレガサの群生 |
米背負峠(コメショイ)(日川渓谷への林道分岐) |
 |
 |
 |
スミレ |
エンレイソウ(つぼみ) |
アオイスミレ(エイザンスミレも見られた) |
この辺りは、まだやっと春になったばかりで、ふもとでは桜や、ミツバツツジが咲き、森は芽吹きが始まったばかり。カラマツも薄っすら黄緑色の、もやもやとした葉をつけ始めた。 |
 |
 |
花は、スミレ類、エンレイソウなどわずかに見られただけだった。 |
大谷ヶ丸の手前で、滝子山への縦走路を分ける。いつの間にか植生が変わり、ブナの自然林になった。 |
大谷ヶ丸で、やっと半分くらい歩いた。大休止をとり、お弁当を広げた。 |
大谷ヶ丸1643mからの下り(道がやや不明瞭) |
カラマツの植林地 |
 |
 |
急坂を下り、カラマツの尾根を行く。 |
メンバーの一人が、コンドウさんといい、今回のコースでコンドウ丸というところがあり、ここはぜひ行ってみたいと大乗り気だった。 |
コンドウ丸は、真新しい標識が立ち、桜と紅葉の絵が描かれていた。カラマツの中に、豆桜が多く納得。足元にはスミレが群生していた。 |
コンドウ丸1392m |
豆桜 |
|
 |
 |
 |
コナラの自然林 |
曲沢峠(この先の大鹿山下の分岐を下る) |
ヤマツツジ |
 |
 |
 |
ハルリンドウ |
甲斐大和の町と芽吹きの山々 |
景徳院(武田勝頼自害の地) |
このコースは、花の時期や、晩秋の空気の澄みきった頃にまたぜひ訪れてみたい。そして、大菩薩から小金沢連嶺を湯ノ沢峠まで歩き、つなげてみたい。 |