リベンジ果たそう! |
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朝起きたら雨、でも誰からも連絡がないし、予定通り支度をする。 |
甲斐大和につく頃は、薄日も射してきた。平日なので上日川峠行きのバスは、空席もある。自由乗降区間なので、日川林道入口で降ろしてもらう。 |
カラマツが黄金色できれいだ。 |
日川林道入口 |
カラマツ紅葉 |
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立派な林道を30分ほど歩くと、牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口には標識があり、階段がつけられていた。 |
道路の反対側には大菩薩湖へ下る道があり、テープがついていた。藪でわかりにくそうだった。 |
牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口 |
ルート上の標識 |
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こちらの道は破線ルートだが、標識やピンクのテープがあり、迷うようなところもなくよく歩かれているようだった。 |
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大ブナ |
紅葉の山々と大菩薩湖(大岩の上より) |
標高が上がると、葉が落ちた森は明るくなってきた。目の前に立ちはだかる大岩があった。回り込んで登ってみる。雲が多く遠望は利かないが、大菩薩湖と見下ろす紅葉の山々が素晴らしい眺めだ。 |
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クマザサの道を少し下る。登り返した所が牛奥ノ雁ヶ腹摺山だ。すっかり雲の中で何も見えない。 |
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以前ここで、ブヨの襲撃で大変な目にあったことを思い出す。 |
笹原を下る |
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牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1994m) |
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調べたら、ここから逆に下った人がいたが、下山口がわからず迷ったと書かれていた。なるほど、←木にテープが巻かれているだけなので、これは迷うかもしれない。 |
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お饅頭でティータイム。 |
川楜沢ノ頭へと向かう。 |
大菩薩湖への登山口(テープ有) |
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川楜沢ノ頭へ向かう |
川楜沢ノ頭も雲の中で寒いので、ダウンを重ねて、先に進むことにした。 |
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ここまで誰にも遭わなかったが、大峠から雁ヶ腹摺山へ行ってきたので、牛奥ノ雁ヶ腹摺山へも行くという男性がやって来た。 |
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倒木多い |
黒岳(1988m) |
大峠分岐を過ぎると、黒岳山頂はすぐだ。以前来た時は樹木に囲まれ鬱蒼としていたが、だいぶ伐採され明るくなっていた。風もおさまり、少し日も射してきた。温かいお味噌汁を作り、お弁当休憩にした。温かい飲み物がありがたい季節になった。 |
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山梨の森林百選という広葉樹林は、すでに葉はない。サクサクと落ち葉を踏みしめ歩く。広々した気持ちのよい森だ。 |
苔でモコモコした巨木があった。苔むした森には、木の精でもいそうな気がしてくる。 |
やまなし森林百選の森 |
苔むした巨木 |
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展望のよい白谷ノ丸に出た。 |
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この尾根を境に大月側はすっぽり雲に覆われている。甲州市側はよく見えるが、南アルプスは望めない。 |
標高が下がってきたら、暖かくなってきた。湯ノ沢峠から来た人がいた。今日会った人は二人だけだった。 |
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白谷ノ丸 |
尾根を境に雲が湧く |
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通行止めでルート変更 |
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葉が落ちたダケカンバの白い幹と、草紅葉の草原がもう冬の気配。 |
以前来た時は白ザレの崩れそうなガレ場があったが、通行止めで、右の笹藪の中に道が作られていた。 |
刈った笹がツンツン残り、ひどく歩 |
ダケカンバと草原 |
きにくかった。 |
湯の丸峠分岐 |
心して行こう |
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無事湯ノ沢峠に着いた。さて、ここからが間違えた道。今日は絶対間違えられない。3人で標識を確認。 |
避難小屋の左には、緑の標識がわかりやすく立っていた。(なぜ、こんな所で間違えたのか???) |
湯ノ沢峠からの登山道は、沢沿いのよい道だった。 |
湯ノ沢峠避難小屋 |
沢沿いの道 |
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30分ほどで見覚えのある林道に出た。早い!ここからは舗装道路を1時間ほど歩く。これは覚悟の上。 |
見上げると青空にカラマツがきれいだ。麓は晴れていたのか。 |
予定よりだいぶ早く天目山温泉に着いた。 |
下ってきたら青空 |
林道出合 |
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平日は甲斐大和行きバスが、午後2本しかない。2時半のバスには少し遅かったが、次のバスではだいぶ待たなくてはいけない。三人なのでタクシーを呼ぶことにした。 |
気になっていたリベンジも、年内に果たせすっきりした。今日東京は、木枯らし一番が吹いたそうだ。これからはしっかり冬支度をしなくてはいけない。秋が足早に通り過ぎ、山はもう冬になってしまった。 |
お知らせ |
バスの新ルートができるそうだ。栄和交通が来年6月から10月まで、塩山から大弛峠へのバスを走らせるそうだ。土日限定だが便利になる。今まで日帰りでは難しかった山へも行けるし、奥秩父の方へ行く機会が増えそうだ。 地図を広げてワクワクしている。 |