1日目(7/31) 折立~太郎平小屋 |
晴れ時々曇り |
羽田6:40(ANA881便)ー富山空港7:40~7:50(タクシー)-折立9:10~25-三角点11:20~45-五光台ベンチ13:40~50-太郎平小屋15:00 |
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羽田を一便で立ち(3時起き)、富山空港(キトキト空港)からタクシーで1時間20分、折立には9時10分に着いた。 |
駐車場は満車状態、登山口は向かう人、下って来る人で賑わっていた。 |
遭難者の慰霊塔が立っていた。 |
折立登山口 |
モウセンゴケ |
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いきなり太郎坂の急坂が続く。朝から暑いが、樹林帯なので陽射しが遮られる。 |
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モウセンゴケが水滴をつけ光っている。 |
なかなか見られなかったツレサギソウが、こんなところで見られた。 |
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ツレサギソウ |
木の根の段差を登る |
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目玉おやじのようなギンリョウソウがあった。よく見るものとはちょっと違う気がするが・・・。 |
こんな所に巨大になった水芭蕉がある。雪解けの水がたまる所なのか? |
大木の下で、大きなザックを持ったカップルが休んでいた。最近細身の女の子もたくましい。 |
ギンリョウソウ |
大木 |
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私はトレーニングで、ザックに山行中と同じものを詰めて歩いたが、10キロ以上になると高尾山でも辛い。これでは4泊5日も背負って歩けない。命にかかわるようなものは、減らすわけにはいかない。減らすものは、着替えを極力少なく軽いものにし、何とか9キロで抑えた。 |
山行の数日前に、山友の2Fさんからツェルトは持って行った方がいいと言われた。すっかり忘れていた私は、メンバーに連絡すると「何があるかわからないから持って行き、毎日交代で持とう。」ということになった。最初は私が持ち、翌日からはじゃんけんで決める。もっと重いかと思ったが、300gだった。 |
キンコウカの群落やニッコウキスゲが見られるようになると、樹林帯を抜け出たようで、暑い。 |
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三角点(1871m)で、お昼休憩にした。私は暑いとあまり食欲がない。 |
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三角点 |
石畳の道 |
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登山道は歩きにくい石畳のゴロゴロ道や、木道になった。 |
さっき近くを通って来た有峰湖が、眼下に見える。 |
キンコウカ |
有峰湖を望む |
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薬師岳が見えてきた。大きな存在感のある立派な山だ。 |
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もうすぐ稜線に出る。 |
皆寝不足と疲れで、だんだん足取りも重くなる。 |
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夏雲に向かって |
薬師岳 |
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五光岩ベンチ(2189m) |
五光岩標識 |
太郎平小屋見えた! |
13時40分、やっと五光岩ベンチに到着。薬師岳を見ながら一休み。稜線のず~っと先に小屋が見える!まだ2キロもあるが、少し元気が出た。 |
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今までチングルマは穂になっていたが、この辺りは雪解けも遅かったようで、満開の群生地があり皆で撮影タイム。ワタスゲやミネズオウも見られる。 |
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もう先も見えたし、ここまで来れば安心だ。 |
チングルマ群落 |
3時、太郎平小舎到着。 |
太郎平(2372m)黒部五郎岳・鷲羽岳 |
太郎平小舎のオーナーは、2Fさんと知り合いで、連絡しておいてくれたそうで、混んでいるのに個室を用意してくれた。 |
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大部屋だと眠れないので、ありがたい。 |
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野点でティータイム |
夕食 |
私達は荷物を少しでも少なくするため、苦心したが、Tさんはなんと野点の用意をしてきてくれた。趣味だからと軽く言う。それに北アルプスの山の上での野点を楽しみにしていたそうだ。おかげで美味しいお抹茶と二人静のお菓子までいただき、薬師岳から明日登る黒部五郎岳・鷲羽岳の山々に囲まれ、至福のひととき。 |
4時頃雷雨があった。早目に到着出来よかった。 |