kumaさんが9月末に肋骨を骨折し、やっと復活したので、山梨の茅ヶ岳に登った。深田久弥終焉の地としても有名な山で、ニセ八ツとも呼ばれている。八ヶ岳が雲に隠れているときなどは、間違えやすい。 |
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3連休の初日、覚悟はしていたが、八王子ICはETCのゲートに行列ができ、入った先が詰まっていた。結局、上野原あたりまで混んでいた。 |
深田公園駐車場に9時頃着いたが、もういっぱい停まっていた |
深田公園駐車場 |
登山道には大きな霜柱(この冬初) |
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晴男クマさんなので、今日もよい天気で絶好の登山日和となった。駐車場から右に林道を少し行くと、右に入る登山口がある。登山カード入れの箱もあった。カラマツの林にはムラサキシキブの木も多く、まだ実も残っていた。 |
気温は低く、霜柱を踏みながら歩く。それでも歩いていると暑くなる。 |
林道を横切ると、傾斜は増し、涸れ沢の石ころ道になる。クマさんは久々の山行で、ちょっとばて気味。 |
1時間ほど歩いたところで、女岩という高さ10m、幅20mほどもあるという大きな岩に着き当たる。水が染み出し、ツララができていた。 |
カラマツと赤松の林(紅葉は終わりかけ) |
涸沢の石ころ道 |
女岩から右へ、急な岩場をよじ登る。 |
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女岩 |
急斜面の林(靴が埋もれるくらいの落ち葉) |
深田久弥終焉の地(後方は金峰山) |
岩の上部に出ると、自然林の急斜面が続く。このあたりの木は、もうすっかり葉を落とし落ち葉の中をザクザクと歩く。 |
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稜線のコルに出ると、一気に展望が開けた。振り返ると富士山がきれいな姿を見せている。 |
コルから左へ少し登ったところに、深田久弥終焉の地があった。金峰、瑞牆山を望む良い場所に碑が立っていた。 |
山頂までは急な岩場が続き、ひたすら高度をかせぐ。 |
上り2時間20分。茅ヶ岳山頂は360度大展望。岩だらけの小広い山頂は、多くの人で賑わっていた。 |
茅ヶ岳1704m(後方は八ヶ岳、北アルプス) |
北アルプス |
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私は6年前に登ったが、そのときは金ヶ岳から茅ヶ岳を縦走し、ゆっくりした記憶がなく、あまり山頂の様子を覚えていない。今日ほどの展望はなかったと思う。 |
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正面には南アルプス、鳳凰三山のオベリスクまで見える。西には八ヶ岳、その後ろには真っ白な北アルプスの峰々。北には瑞牆山、金峰山の五丈岩も見られ、大きく裾野を広げた富士山が圧巻。 |
風もなくぽかぽかの山頂でゆっくりお弁当を広げた。下山は復路を戻った。 |
茅ヶ岳山頂 |
富士山 |
駐車場に着くと、車のワイパーに桔梗温泉のチラシがはさんであった。帰りの渋滞を考え、温泉はパスして、真っ直ぐ帰宅。早帰りだったからか、帰りはスイスイだった。一日中好天に恵まれ、よい復活山行になった。 |