新年にふさわしく、寄居の低山鐘撞堂山と、おまけで十二支の八寺参りを繋げて歩くことにした。 |
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寄居駅から出発する。北口から歩き始めるが、南口にある観光協会に寄って、「武州寄居十二支守り本尊参り」のパンフレットをもらう。 |
北口に戻り、大きく立派な寄居町役場を左に見て、北に向かう。標識は多くわかりやすい。 |
まずは、途中にある天正寺に寄っていくことにした。 |
寄居駅南口 |
@天正寺(虎・牛) |
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大正池を過ぎ、山道に入ったところに竹炭工房がある。ちょうど作業をしていたご主人に、竹炭で作った小物を見せてもらったり、話を聞くことができた。 |
ここの竹は真竹だそうで、気持良いほど真っ直ぐ伸びている。竹で6個もカップを作り、熱々の紅茶までごちそうしてもらった。 |
真竹のたけのこは孟宗竹とは比べものにならないくらいおいしいので、春に食べにいらっしゃいと言われた。 |
大正池 |
中山竹炭工房 |
緩やかにひと登りすると山頂に着く。 |
鐘撞堂山は低山だが、遮るものもなく展望が良い。さらに木造のがっしりした展望台や、あずま屋もある。真っ白な赤城山や浅間山、筑波山、都心のビル群も見られた。 |
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新年山行なので、ランチメニューは、J夫妻が用意してきてくれた岩手風お雑煮とお汁粉。具だくさんでおいしく、みなお代わりして食べた。 |
円良田湖(つぶらたこ)へは、尾根から沢沿いに下る。舗装道路になったら、右に行くと湖の南端に出る。 |
分岐に戻り、階段を少し上ると羅漢山だ。 |
山頂にて参加メンバー |
鐘撞堂山 |
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羅漢山には、大きな石仏があり、そこから少林寺に下る右回りの道は、五百羅漢の道で、510体余りの石仏が路傍に祭られている。その一体一体の表情は様々で、一つとして同じポーズのものはない。 |
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膝を抱えていたり、嘆き悲しんでいたり、寝ころんでいたり、拗ねていたり、赤ちゃんを抱いていたり、観ているだけでも楽しめる。 |
円良田湖(つぶらたこ) |
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五百羅漢 |
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お休みしている石仏 |
A少林寺(卯) |
B善導寺(子) |
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C正龍寺(龍・巳) |
D放光院(午) |
E浄心寺(酉) |
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一月の半ば過ぎなので、お寺もひっそりしていて、呼び鈴を鳴らしてもなかなか出てきてくれないところもあった。それでもなんとか八寺でご朱印をもらい、無事お参りを済ませた。 |
最後は寄居駅の近くで、安くておいしそうなお団子屋さんや、巻き寿司のお店を見つけたり、地元の野菜や、漬物まで買い込んだ。 |
山歩きは大したことなかったが、地図で探しながらの八寺詣りは、結構疲れたが、たまにはこんな企画も楽しかった。 |
F正樹院(未・猿) |
G西念寺(犬・亥) |
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