今年の1月に行った日連アルプスだが、登山口を間違えたり(結果的に展望コースでよかった)、途中で雨に降られ中断したままになり、いつかリベンジしようと思っていた。秋晴れのよい天気に行くことができた。 |
調べたら市営駐車場が駅付近にあるので、今回は車で行くことにした。駐車場係の人が、「登山ですか?陣馬山?」と聞く。「日連アルプス」と言うと知らないそうだ。金剛山から日連山と言うと分かってもらえた。地元の人はそんなこと言わないのでしょう。 |
リベンジ日連アルプス |
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日連大橋からの景観は素晴らしい。桂川と秋山川が合流し、橋下で相模川となり、相模湖になるそうだ。 |
坂を登って行き、T字路を右に下ると金剛山バス停の手前に登山口がある。 |
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日連大橋より |
金剛山登山口 |
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丁目石を見ながら、ジグザグに登って行く。14丁目石辺りから急登が始まる。 |
斜面の途中からは、藤野の街並み、陣馬から高尾山、奥多摩の山々の展望がよい。 |
丁目石 |
金剛山最後の急登 |
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金剛山① |
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日連アルプスの一つ目、金剛山に出る。古峰神社が祀られている |
雑木に囲まれあまり展望は得られないが、丹沢の向こうに富士山の白い頭がちょっと見える。 |
金剛山(古峰神社) |
日連峰山② |
日連峰山より |
少し下り、次の峰山に向かう。Y字路を左にほんの少し行くと、大きく開けた峰山に着く。高尾山から三頭山、その後ろには鷹ノ巣山や雲取山も頭をのぞかせている。奥に真っ白に見えるのは、農鳥岳だそうだ。丹沢や奥秩父の山々も見渡せる。 ここは寄り道する価値がある。 |
地元の男性が二人いて、いろいろ説明してくれた。大展望を楽しみゆっくり休憩する。 |
鉢岡山③ |
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Y字路に戻り、杉峠へ向かう。すぐ下に民家が見える。杉峠から戻るように山腹を巻くと、新和田峠だ。ここからは作業道のような道を直進すると鉄塔がある。鉄骨だけの廃屋、捨てられた車を過ぎると、平坦地でシイタケ栽培の林だ。 |
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鉢岡山(狼煙台標識) |
丹沢方面の展望 |
徐々に急坂になり、伐採地を過ぎれば電波塔のある鉢岡山に着く。1月に来た時は雪が積もり真っ白な山頂だったが、だいぶ雰囲気が違う。南面の展望がよく、丹沢や道志の山々を見ながらお弁当を広げた。 |
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陽あたりのよい山道は、まだリンドウの花も多く見られた。 |
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低山なので紅葉には少し早いが、見上げればモミジがきれいだ。 |
杉峠へ戻る途中からは、これから行く日連山から宝山がすぐそこに見える。前回は、この辺りで雨に降られ |
リンドウ |
杉峠から下山したのだった。 |
見上げれば紅葉 |
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日連山から宝山 |
杉峠 |
鉢岡山 |
杉峠から急坂を登っていると、梢の間より電波塔の立つ鉢岡山が望める。 |
最初のピークを越えると分岐がある。左の方がよく踏まれているので、そちらに向かったがどんどん下りてしまう。「これは違う」と引き返し、尾根道を行く。杉峠から先は歩く人も少ないのか、籔っぽくなってきた。 |
日連山④・宝山⑤ |
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急坂を登ると日連山に着く。木々の間から相模湖や丹沢方面が見える。 |
緩く下って登り返すと、5分程で宝山のピークだ。展望もなく特徴のない山だが、宝の山とはどんな謂れがあるのか? |
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日連山 |
宝山 |
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東に向かって進んで行くと、真っ青な相模湖に白いスワンが浮かんでいる美しい景色が見え隠れする。 |
最後はロープの付いた直下降で、400m足らずの山を下るのにしては侮れない。 |
友人はあの後、一人でリベンジしたのだから勇気がある。 |
宝山からの急下り |
奥相模湖(日連橋より) |
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友人達は時々一人で歩いているが、私は単独行はせいぜい高尾山くらいで、ほとんどしない。(自信がない) |
道標に従い左折し、しばらくは山道を行く。日連集落に出て藤野駅に向かう。途中の日連橋からは、奥相模湖と周りの紅葉の美しい景色に足が止まった。 |
藤野駅の売店で前回買って美味しかった「ゆずの尊」というポン酢と、丹沢アンパンを買った。駅前で、峰山で会った地元の人にまたも遭遇。 |