クマさん行きつけの床屋さん情報で、藤野に日連アルプスという山があることを知った。低山なので、新年山行にちょうどよいと行ってみることにした。 |
35日間も晴れの乾燥注意報が続いたが、数日前から雪が降ったり天気が悪くなった。この日も夕方から崩れる予報だったが行程も短いし、せっかく皆の予定が合ったので予定通り行くことにした。 |
藤野駅にある『ふじのね』という売店で、絵地図をもらって出発。(これが後で想定外に) |
道間違い? |
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R20を左折、日連入口の信号を右折すると、日連大橋に出る。 |
橋の上からは銀雪の山々、エメラルドグリーンの相模川が美しい。ちょうど向かい側に見える連なりが、日連アルプスのようだ。 |
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日連大橋から見る日連アルプス |
八坂山登山口 |
橋を渡ると登り坂になり、絵地図では藤野小の辺りで左折している。通り過ぎてしまったようなので、郵便局の所を左折した。「山咲」という派手な扇の居酒屋があり、ここが八坂山登山口(案内板あり)だった。 |
だが、私達の予定では、最初に金剛山に登ることになっていた。どうやら最初から絵地図とは違ったようだ。まあ、こうなったら八坂山に登っていこうと、急きょ予定変更。(何事もアバウトなB型4人なのです) |
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少し行った所に湧水がある。水場の横を登る。 |
低山だが一気に上るので、かなりの急登。数か所トラロープも付いている。山頂手前から雪もあった。 |
登山口から30分足らずで八坂山へ。 |
八坂山への急登 |
積雪あり |
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想定外の八坂山へ |
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予定にはなかった八坂山だったが、とても展望がよい。 |
今日は曇り空だが、富士山は望めないものの、西丹沢、道志、中央線沿線の山々、奥多摩方面までぐるっと見える。 |
山座同定の標識まであった。 |
八坂山(420m) |
西丹沢、道志方面(八坂山より) |
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扇山~権現山~奥多摩(日連峰山より) |
日連峰山(423m) |
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八坂山より日連峰山までは、一登り2分で着く。ここからも展望が大きく開け、素晴らしい眺めだ。 |
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これは間違えてよかった。 |
尾根に出ると、手作り案内板があった。右折して15分ほどで最初の目的だった金剛山に着いた。 |
尾根分岐 |
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金剛山(420m) |
祠があり、樹木で鬱蒼としているが西側は開けている。雲が低くなり、あまり展望は望めない。 |
さっきの道を峰山分岐まで戻り、杉峠へ向かう。急な下りが続く。雪が残っているので滑りやすい。 |
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下りきると笹が多くなり、人家がすぐ下に見えてきた。新和田峠への分岐は悪路だということなので、杉峠まで進むことにした。 |
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雪の尾根道 |
杉峠 |
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杉峠は五差路になっている。新和田峠へ行き、林道を登る。 |
183番鉄塔を過ぎると、途中の山の上に建物が見える、右手には鉄骨だけの廃屋があった。その先にはなぜか、車が捨てられていた。 |
平になったシイタケ栽培地脇で、おやつタイム。 |
鉄骨だけの廃屋 |
鉢岡山へ |
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鉢岡山へは、急坂が続き雪も多い。雪大好きシャベイさんは、大はしゃぎ。 |
鉢岡山頂にはアンテナが立ち、広い。積雪が10センチほど。 |
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一時薄日が射したが、厚い雲に覆われ展望はなくなった。 |
ここは、戦国時代「烽火台」だったと書いてある。「夕日の山」としても知られているらしい。 |
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鉢岡山(460m) |
新和田峠 |
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雨、撤退 |
下りは急なのでアイゼンをつけることにした(今年初装着)。 |
新和田峠へ着く頃雨が落ちてきた。予報より早い。ザックカバーをかけ、杉峠へ向かう。この先どうするか相談した結果「無理は止め、下山しよう」ということになり、杉峠から藤野駅にショートカットする。 |
雨はだんだんひどくなり、途中の林で雨具も着た。杉峠から藤野駅までは45分。ちょっと物足りなかったが、早い決断をしてよかった。またの機会に、計画通り歩き通そう。 |
ゆずの尊(みこと) |
十分すぎる程の寒さ対策をして行ったが、風もなく暖かい一日だった。 |
お弁当も食べられなかったので、駅前の福祉の店アップルで温かいうどんを注文し、お弁当も広げさせてもらったら、美味しい白菜漬けまでサービスしてくれた。帰りに、偉そうな名前のポン酢”ゆずの尊”を買った。 |
凸凹女子会は、晴れ女パワー全開だったが、新年早々降られ、今年は陰りが見えてきたのか? |