榛名外輪山縦走 |
晩秋の一日榛名山外輪山を縦走した。 |
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好天に恵まれ、終日榛名富士と榛名湖を眺めながら静かなハイキングが楽しめた。 |
榛名山は、今は簡単にロープウェイで登れる山になっている。私たちは湖畔でバスを降り、氷室山から峠を越えて相馬山まで歩くことになった。 |
すっかり葉を落とした雑木林を透して榛名湖がきれいだ。 |
榛名湖と榛名山 |
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急な丸太の階段を登る。もう霜が下りていて木の階段は滑りやすい。所々ザクザクと霜柱を踏みしめて歩く。冬はすぐそこまでやってきている。 |
最初の峰、氷室山に到着。真っ白な谷川岳が見えた。雲と見分けがつかないようだ。 |
少し下って、登り返したところが天目山だ。 |
氷室山 |
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のんびりと広い防火帯を進むと、車道を横切って七曲峠へ。 |
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紅葉も終わり、行き交う人も少なく、広い尾根でお弁当を広げた。 |
北には美しい姿の榛名富士がそびえている。 |
ぽかぽかと暖かく気持ちいい。隊長がいれてくれた紅茶が温かく美味しかった。 |
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陽だまりの尾根でランチ |
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ツツジ峠というくらいこの辺りはツツジが多い。初夏にはユウスゲも楽しめるらしい。
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もう一度車道を横切り、磨墨岩(スルスイワ)を巻いて登ると、磨墨峠につく。 |
前方に相馬山の鋭鋒がひときわ高い。 |
相馬山を目指す |
ここは眺めもよく一休みする。 |
赤い鳥居が現れ、相馬山分岐になる。 |
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ここで私たちはザックやストックを降ろし、相馬山の岩場の急坂を鉄梯子や鎖を使って登った。鉄梯子はけっこう長く、ちょっとひやひやものだった。 |
相馬山は信仰登山が盛んらしく、石碑や石像が並び、山頂には神社が祭ってあった。 |
山頂のトイレは怖い。半分落ちかけている崖の上にあり、落ちないように鎖で引っ張ってある。(何かあったらトイレもろとも・・・) |
鉄梯子に注意しながら下り、雑木林と笹道をヤセオネ峠へ向かう。 |
相馬山分岐 |
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そこにはもう、バスが待っていてくれた。これがバス旅行の良さだ。時間を気にしないですむ。 |
暖かい一日で、伊香保温泉ベルツの湯で汗を流す。ただ、ベルツの湯は概観のかっこいい建物とは裏腹に、設備もサービスもいまいちで、その割に値段も高く、あまりおすすめできない。 |
今回の隊長の講義は『綿の下着はどうしてよくないか』『水を補給しなければいけないわけ』など。去年から時々参加している月例山行では、顔なじみも増え、和気あいあいとしてとても楽しい。 |
相馬山鉄梯子 |
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