エッ~!あの山なの? |
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札幌に行ったら、4歳になった孫と一緒にハイキングしたいと希望を出しておいたら、娘が選んだ山は、標高こそ低いが(498m)稜線はデコボコの岩山だった。 |
低山だからスニーカーでいいというので、皆軽装で来たが大丈夫? |
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八剣山 |
中央登山口 |
今日札幌は暑いくらいの天気だ。Tパパは足が化膿し病院通いしているため、今回山歩きはパスで、麓で釣りをして待つという。 |
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エゾエンゴサクの道 |
登山口は3つあるが、中央登山口から登る。 |
雪が融けたばかりで、芽吹き前の明るい森だ。林床にはエゾエンゴサクが群生している。エンレイソウも見られた。 |
エゾエンゴサク |
エゾエンゴサク(白) |
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さすが北海道の山とワクワクしているのは私だけ?皆花にはあまり興味がないようだ。 |
娘が、「勤め先に『エンレイソウ』というレストランがあるけど、へぇ~この花の名前だったのね 。」と、今まで知らなかったそうだ。 |
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それにしても最初から急登が続く。丸太のベンチで一休み。 |
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エンレイソウ |
丸太のベンチで休憩 |
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「上に行ったらソフトクリームある?」とK。去年丸山に登った時、アイスで釣りながら歩かせたそうだ。残念ながらこの山にはなさそうだ。コアラのマーチで我慢してね。 |
南登山口と合流した分岐は、少しなだらかになったが、すぐに岩だらけの急坂になる。 |
急坂が続く |
南口と合流 |
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ヒヤヒヤ、ドキドキ |
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これは登りはまだいいけど、下りが思いやられる。 |
一つ目のピークは北側の狭い道を廻り込む。右側は切れ落ちている。残雪があるので、滑りやすく大変だ。ロープでも持ってくればよかった。 |
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岩岩の急坂を登る |
この岩を廻り込む! |
これは4歳の子を歩かせるのは大変な山だ。それに、登山靴も履いていない。「こんなに大変なところだとは思わなかった・・・」と娘。北海道の山は、情報量が少ないようだ。 |
狭いので子供と並んでは歩けない。「手はしっかり岩をつかんで、カニさん歩きよ。」と言いながら、前と後ろから挟むように確保し何とかクリア。 |
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また急な岩場の登りになった。この先無理かもしれない。 |
下りてきた人に聞くと、あと二つ目のピークが山頂だそうだ。 |
取りあえずもう一つのピークまで登る。 |
一つ目のピーク |
札幌市内、定山渓の山々 |
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途中撤退 |
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少し広くなっているが、座っていてもお尻がムズムズするような場所。 |
その先の岩場もさっきと同様、岸壁の北側は切れ落ち、 雪が残った狭い道だ。 |
下山のことも考え、無理せずここまででやめよう。 |
よく頑張ったね、Kくん |
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倒木越えは抱っこ |
心配していた下りだったが、少し慣れてきたようで、段差のある所はお尻を着くようにして下り、テンポよく歩けるようになった。 |
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やれやれ無事に下山できた。 |
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大きなフキノトウ |
釣り |
八剣山は、低山ながら侮れない。短時間でスリルも味わえ、札幌からも近いので人気の山というのもうなずけるが、しっかり登山装備で来る山だ。 |
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パパの待つ池で釣りをし、ランチはバーベキュー。北海道はラム肉も美味しい。 |
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Kが「タンポポ~」と、取ろうとする花を見ると、なんと!キバナノアマナではないか。「取っちゃだめ!(こんな貴重な花)」 |
野外バーベキュー |
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乗馬もできる |
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キバナノアマナ |
水芭蕉 |
ワイナリーとブドウ畑 |
近くの沢沿いには水芭蕉も見られた。夜ここのワイナリーで買ったワインを飲んだが、美味しかった。 |
札幌は高い山はまだ真っ白。低山も芽吹き前だ。この翌々日やっと桜の開花宣言が出た。それでも平年より早いそうだ。 |
札幌へ行った時は、また一緒にハイキングしようね。娘よ、次は下調べしっかり頼むよ~。 |