久々の山行 |
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諸事情があり、ここ2ヶ月間山歩きができませんでした。 |
先月も、1年待った、丹沢のミツマタ山行にも参加できず、とても残念でした。 |
今日は久々の山歩きで、天気はあまりぱっとしませんが、気分はうきうきです。 |
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浅川登山口 |
浅川峠 |
権現山は扇山の後ろに控え、マイナーで目立たない山です。以前から気にはなっていましたが、アクセスが悪く、時間もかかるので、今まで行くチャンスがありませんでした。 |
上野原からバスで行く方法しかないと思っていたら、バスの本数は少ないが、大月から浅川への路線があることがわかり、このルートはよさそうです。午前中は8時10分発1本だけなので、乗り遅れたら大変です。 |
そのバスに、大月から乗った人は私たち7人のみ。途中乗車もなく、浅川まで貸し切りでした。 |
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雲行きは怪しい |
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バスを降り、20分余り林道を歩くと、急な山道になります。 |
東京は桜が満開だというのに、この辺りの木々は芽吹も遅いようです。まして、花など咲いていません。(林道周辺にアブラチャン、キブシが少し見られただけでした) |
陽射しがなくなり、いや~な黒い雲が |
まだ冬枯れの山 |
出てきました。 |
雑木の間より扇山展望 |
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急坂を登っていても、気温は低いので、少し休憩すると寒くなってきます。 |
下りてきた男性に訊ねると、扇山から権現山、雨降山をピストンしてきたそうです。まだお昼前だというのに、びっくりです。私達は、権現山だけでも精いっぱいだというのに・・・ |
振り返ると、扇山と百蔵山の稜線が木立の向こうに見え隠れしています。 |
最後は急登が続く |
尾根上の標識(権現山まで28分?8分?) |
2時間余りで尾根に出ると、標識があり最初に着いたSさんが、「権現山まで28分と書いてある。」というのです。私たちはもうそこが頂上かと思っていたので、まだそんなにあるのかと、力が抜けてしまいました。でも、よく見ると、8分とも28分とも見えます。 |
Nさんは冷静に地図を読み、8分でいいのではないかと言いました。 |
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山頂は雲の中 |
やはり、急登を8分で、権現山山頂でした。あ~よかった。 |
山頂はすっかり雲に覆われ、展望はまったくありません。どんどん冷えてきて、長居はできず、早々にお弁当を済ませました。 |
デザートにいただいた、Nさんの奥様お手製カステラ、美味しかった~~~ |
ポツポツとみぞれのようなものまで落ちてきました。 |
権現山山頂1312m |
西へ向かう尾根歩きは、晴れていればとても展望がよいそうです。 |
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あいにく今日は、天気は下り坂。山は予報より悪いようなので、急いで下山することにしました。 |
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麻生山の手前で、地図には長尾根にダイレクトに下る破線の道がありますが、私たちは全く気付かず行き過ぎました。 |
Nさんが、テープはあったが、だいぶ急で、わかりにくそうだったと、ちゃんと |
雲の中を麻生山へ向かう |
確認したようです。 |
麻生山1267m |
尾根を歩いていると、先日の春の嵐の影響か、倒れたり、枝が折れたりしている木々が多く見られました。 |
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富岡を16時03分のバスに乗る予定でしたが、少し急げば、その前の14時39分に間に合いそうです。 |
尾名手峠から長尾根に下るルートも、右に切れ落ちているところが多く、かなり急でした。 |
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尾名手峠(手書きの板) |
切れ落ちている道 |
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落ち葉のラッセル |
15分ほどで、長尾根に合流します。 |
それにしても、ここは春の気配もなく、晩秋のような風景です。登山道には、多いところは膝のあたりまで枯葉が積もり、ラッセルして歩くところもありました。 |
歩く人が少ないのでしょうか? |
豆桜? |
落ち葉のベッドにダイブ! |
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長尾根の、本当になが~い尾根歩きで、私の膝が久々に疼きだした。ここのところ調子がよかったのに・・・常備している膝サポーターをつける。 |
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富岡集落が見えてきたが、なかなか標高が下がらない。 |
天神峠分岐を過ぎると、ぐんぐんと麓が近付いてきた。 |
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富岡集落へ |
里の桜満開 |
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最後の最後でクマさんが転んだ。でも、大事には至らず、私の膝も、早めのケアで痛みもなくやれやれでした。 |
空も少し明るくなり、里は桜が満開。 |
1本早いバスにも十分間に合ったので、今回の目的の一つである、今月末にある同期会の親睦会場探しもできたので、ゆっくりプレ親睦会まで楽しめました。 |
帰りは、運よく「ホリデー快速ビュー山梨」というかっこいい電車に乗れました。約1名、2階席で気持ち良く寝込み、乗り過ごした人がいたようですが・・・ |
富岡バス停 |
天気も何とかもち、花は咲いていなかったけれど、やっぱり歩けることは幸せです。 |