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五合目の広場は、登山客、観光客で賑わっていた。外国人も多い。やはり雲の中で真っ白。気温は17℃位?雨具や上着を着て身支度をする。 |
まずは小御嶽神社で参拝。ここは富士山より古く小御岳と古富士が噴火を繰り返し、今の富士山ができたそうだ。 |
救急車が登ってきた。 |
富士山五合目 |
毎日のように来るそうだ。 |
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建物の間の鳥居をくぐる |
小御嶽神社 |
富士山保全協力金(希望者のみ) |
向かい側に御中道入口の階段がある。 |
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雨がポツポツきたが、濡れるほどではなくすぐに止んだ。気温は最近は少し高く20℃くらいになるそうだ。東京では考えられない涼しさ。最近は35℃以上の日が続き、20度近くも低いなんて。 |
道は平坦で歩きやすい。 木にサルオガセが下がっていた。 |
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御中道 |
サルオガセ |
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御中道 |
ハクサンシャクナゲ |
イチヤクソウ |
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ハクサンシャクナゲは可憐なピンクの花がまだ見られた。木は多いので、一週間前だったら花街道だったかもしれない。イチヤクソウも見られる。 |
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ダケカンバの森の林床には、コケモモが多い。 |
ダケカンバ |
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雪崩多発地帯 |
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富士山に土はなく、砂礫なので水をこぼしても流れず、一点に染み込む。ガイドさんがやって見せてくれた。その水は30~40年かけて麓に湧き出すそうだ。川はないので、動物や虫も少なく(カモシカ、シカくらい)ヘビもいないが、鳥は多い。 |
鳴き声で名前を教えてもらった。 |
コケモモ(これから赤くなる) |
砂礫地で水の染み込む実験 |
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シモフリゴケ |
ミヤマハンノキ(清涼感の香) |
オンタデ、メイゲツソウ |
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いつもは静かな道だそうだが、今日はクリーン作戦のボランティアに多く出会った。今ではあまりごみも落ちていないようで、袋は空っぽだった。よいことだ。 |
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御庭は小噴火口が点在する。森林限界で、丈の低いカラマツ、シャクナゲが自生する天然庭園のようだ。 |
カラマツ |
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カラマツ |
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御中道(現在は2㎞)は、昔は一周(21㎞)歩けたが、現在は崩落により、御庭より先には行くことができない。 |
信仰の道で、富士山に3回以上登った人でなければ歩けなかった。落石が多く、命を落とす人も多い危険な道だった。 |
御庭の広場で昼食タイム。河口湖、南アルプスが雲の合間に見られた。 |
ガイドさんは、今朝、山頂から下山して来たそうだが、展望はよかったという。 |
噴火口跡 |
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展望を楽しみ昼食(雲が多いが) |
南アルプス(雲の合間に) |
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山頂も一瞬見えた |
スバルラインへ下る |
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道路を渡って、奥庭に下る。 |
奥庭は天狗の遊び場と呼ばれ、溶岩や風雪に耐え矮小化したコメツガやカラマツが見られる。 |
奥庭荘でコケモモジュースを試飲し、ジャムや花豆を買う。 |
コメツガの森 |
苔も多い |
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乾燥しているので枯れても腐らない |
ムラサキモメンヅル |
アキノキリンソウ |
帰りに道の駅により、シャインマスカットソフトを食べ一休み。 |
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最後に北口本宮浅間神社でお参りをした。今夜は薪能があるそうだ。見たいが今日は日帰りなので 叶わない。 |
今回ガイドさんはベテランの男性で、知識も豊富で歴史、動植物、鳥の声などなんでもよく知っていた。時間にも余裕があったので、写真をとったり、景色を見たり十分楽しめた。 |
あ~明日からはまた暑い日常に戻る。 |
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北口本宮浅間神社 |