ドロミテ・チロル
-⑤チロル・インスブルック-
2018/07/15(日)朝雨曇り時々晴れ
イタリアからオーストリアへ行く日の朝は雨だったが、バスに乗っているうちに上がってきた。3時間半に及ぶバスの長旅になる。
国境越えといっても税関のようなところはなく、景色が少し変わってきた。イタリアの家々は明るく、オーストリアに入ると色合いがシックになった。
サウンドオブミュージックの舞台となった景色が広がる。車中には映画音楽が流れ、まさにマリアが草原で歌っていた景色だ。
   
車窓より 
アーヘン湖 
 
「チロルのフィヨルド」「チロルで最も美しい、最大の湖」といわれるアーヘン湖。美しいチロルの景色を見ながら、遊覧。船の出発までお土産屋さんなど覗くと、チロルっぽい。 
 下船後ノスタルジックな蒸気機関車イエンバッハまで45分のSL体験。世界最古のアプト式鉄道だそうだ。    
機関士が、線路脇に伸びてきた木の枝を、折りながら進む。のんびりした光景。 
  蒸気機関車 
   
 今日のランチもこってり…
 イエンバッハ駅 日本では当たり前だが、オーストリアでも、食事の時に頼まなくても水が出る。水が豊富で美味しいので、これはうれしかった。  
インスブルック
インスブルックのホテル到着は4時頃だった。まだ早いので、街に出かけたかったが、今日はワールドカップの決勝戦がある日。結局部屋のテレビにかじりつき、見てしまった。フランス対クロアチア。フランスが優勝したが、この辺りの人たちはやっぱり、クロアチアを応援しているらしい。
ホテルの目の前がインスブルック駅
♪フォークロアショー♪
 
夕食後フォークロアショーに行った。アルペンホルン、カウベルの演奏、ヨーデル、ダンス・・・チロルの民族衣装を身に纏い、男性が自分の体を楽器にみたて、足や膝を赤くなるほどたたいたりして踊る伝統舞踏も楽しかった。ヨーデルをうたった人は年配の女性だったが、とてもよい声だった。最後に私たち日本人がいるので、ドレミの詩をうたってくれた。
 7日目 ツークシュピッツェ山・インスブルック