車を変えたクマさんは、高速道路を走りたくてしょうがない。周遊コースなので、車で行くことにした。 |
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朝早く出たが、もう10台くらい停まっていた。準備している間にもどんどん入って来る。 |
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大菩薩登山口PK |
林道から登山道へ入る |
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厳しい段差が続く |
登山道へ入ると傾斜が増し、段差も大きくなる。去年歩いているので様子はわかっているが、きつい登りが続く。でもゆっくり登れば思っていたより辛くなかった。 |
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標高が上がると、緑の中に鮮やかなヤマツツジが見られるようになった。低山と違い、新緑もまだ瑞々しい。 |
頭上が明るくなると、少しなだらかになって来て、ホッとする。 |
ヤマツツジ |
傾斜緩む |
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ヤマツツジのトンネルを抜けると、青い小屋が見えてきた。サラサドウダンも鈴なりだ。 |
バッタリ! |
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写真を撮っていたので、後ろから来た人に道を譲ったら、なんと同期会のNY夫妻。最近、山でよくバッタリ珍しい人に会う。 |
私達より30分遅く出発したそうだが、丸川峠で追いつかれた。早い。 |
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サラサドウダン見頃 |
夫婦で100名山踏破を目指し、現在81座だそうだ。花には興味がないようで、さっさと出発して行った。 |
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丸川荘コーヒータイム |
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丸川荘のコーヒーは美味しいので、マイカップ持参(50円引き)で、コーヒータイム。 |
ロイヤルブレンドを注文し、チョコを食べながら至福のひととき。 |
コーヒータイム |
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ヤマツツジ群落 |
サラサドウダンは今年は遅く、昨日あたりからピンクに色づき始めたそうだ。10年ほど前はレンゲツツジの群落もあったと小屋のご主人が話してくれた。残念ながら、今では鹿害で跡かたもないが。 |
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ゆっくり休んだ後は、足が重い。体が温まるまで時間がかかる。 |
日当たりのよい所には小さなキンポウゲがたくさん見られた。まだウグイスカズラが咲いていた。 |
この先もサラサドウダンとヤマツツジが多かった。 |
ウマノアシガタ(キンポウゲ) |
ウグイスカズラ |
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マイズルソウは、わずかに咲き初めたばかり。 |
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丸川峠までの急登を登って来ると、この先大菩薩嶺までの登りはずっと楽だった。 |
経験とはそういうものなのかもしれない。厳しい所を歩けば、あそこに比べれば楽と思えてくる。 |
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大菩薩嶺 |
雷岩 |
雷岩に着いたら、NY夫妻がお弁当を終え出発するところだった。私達も雷岩の上でお弁当を広げた。おにぎり、タマネギスープ、胡瓜の梅酢漬、プチトマト、食後のみかん。山で食べると何でもおいしい。 |
近くで食べていた若者が、ホットサンドを作っていた。聞くと、キャンプ用のホットサンドメーカーが売っているそうだ。美味しそうだった。今度やってみたい。 |
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唐松尾根を下る。 |
花は少ないが、ズミの木が満開だった。 |
今日はガスって展望はよくないが、雨は大丈夫そうだ。 |
満開のズミ |
唐松尾根より大菩薩峠を望む |
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福ちゃん荘に着くと、木の下にクリンソウが咲いていた。 |
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ここで育てているのかと思ったが、先の登山道わきにも一輪だけ見られた。以前はたくさんあったのかもしれない。 |
福ちゃん荘のクリンソウ |
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登山道わきのクリンソウ |
ロッジ長兵衛では桃の初売りをしていた。去年も売っていたが、登りでは買うわけにはいかなかった。 |
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「初なので、それなりのものです。」とお店の人がいうが、1個100円なので5個買ったみた。 |
帰ってから食べたら、甘くてジューシーでとても美味しかった。 |
もっとたくさん買えばよかった。 |
ロッジ長兵衛で桃初売り |
裂石への下り |
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ここから裂石までは初めて歩く。巨木の残る森でよい道だった。 |
崩落個所があり、一部車道を歩くところがあった。 |
大きなザックを背負った女子大生グループが登って来た。テント泊だそうだ。雨に降られなければいいが。 |
ミズナラの巨木 |
崩れて根がむき出しの大木 |
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真っ白で藤のように垂れ下がっている花があった。初めて見る花だ。あとで調べてみると、オオバアサガラというそうだ。 |
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1時間余り下ると、千石茶屋があり10分程で駐車場に着く。 |
大変だと思っていたコースだったが、歩いてみると登りより下りの方がきついかもしれない。トレーニングにもなるよいコースだった。 |
塩山フルーツラインは今が旬のサクランボ、色づき始めた桃、まだ青いブドウと果物いっぱいの道。サクランボ狩りの人達で賑わっていた。 |
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オオバアサガラ |
車で来ると楽だが、『行きはよいよい帰りが怖い~』、でも今日は中央高速渋滞なし。スイスイと早目に帰宅することができた。 |