大菩薩峠1900m -daibosatsutoge- |
月 日 | 2003/05/11(日)・・・曇りのち一時雨 |
メンバー | 八王子市民登山学校・・・28名 |
歩 程 | 5時間 |
行 程 | 八王子7:00−小菅登山口9:35−大菩薩峠12:50〜13:20−登山口15:45 |
温 泉 | 小菅の湯(3時間600円) |
八王子登山学校親睦ハイキング | |||
知り合いに勧められ迷った末、4月から友人と3人で、八王子市民登山学校の第8期生になった。 | |||
4月から12月まで、月に2〜3回程度の講習会と実技がある。 | |||
勤労者登山連盟が、登山、ハイキングの基礎を教えてくれる。日頃から山へ行っても、岩場や天候の急変など不安なことがあり、基本を学んでみたいと思っていた。入った以上今年は、登山学校中心に山の計画を立てようと思っている。 | |||
今まで3回の机上講習会があり、今回初めてのハイキングで大菩薩峠へ行った。 | |||
以前車で上日川峠まで入る楽々ハイキングをしたことがあったので、大菩薩と聞き、てっきりそのコースだと思っていた。 | |||
そうしたら、奥多摩から小菅に入り、あまり人が歩かないロングコースを歩くことになった。 | |||
校長は根っからの山男と言う感じで、自らマイクロバスを運転し(先輩が言うには運転はとてもうまいとのこと)、狭い曲がりくねった林道を奥の方まで入っていった。 | |||
登山口を過ぎたところに、5〜6台の駐車スペースがあった。今日は校長と、他に先輩が5人ついていってくれることになった。 | |||
若葉の登山道 | 歩く人が少ないと言う割には、登山道は広くよく整備されていた。 | ||
天気は曇りがちであまりよくないが、みずみずしい若葉が気持ちよかった。 | |||
チゴユリ | エイザンスミレ | ラショウモンカズラ | |
エイザンスミレ、チゴユリ、ラショウモンカズラ(たぶん)、シロバナエンレイソウ、白い小さなワダソウ、日陰には出たばかりのウラシマソウや白く異様なギンリョウソウ、ネコノメソウ、ハシリドコロも咲いていた。 |
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高度を上げるとまだヤマザクラが咲いている。ミツバツツジも満開だった。大きなぶなの木が多く、紅葉も良さそうだ。 | |||
歩き始めはどうしたのかと思うほどのゆっくりペースだったが、いつのまにかペースが上がっていった。 | |||
長いのぼりに飽き飽きした頃、日向沢ノ頭という展望の良いところに出た。見えるはずの奥秩父の山々も霞んでいる。 | |||
前回登山と栄養について学んだばかりだったので、早速実行した。長い行動時間の時は、おなかが空き過ぎないうちに食べないとばててしまうので、少しづつこまめに食べたほうがよいそうだ。ガス欠になってからでは回復が遅いのだと言う。 | |||
ここまでほとんど人にも会わなかったが、少し年配の団体14〜5人がが下ってきた。私たちは登り続けているので暑かったが、皆雨具やパーカーを身に付けていた。 | |||
ポツポツと雨が落ちて来た。山頂に着いた時は本格的に降ってきてしまった。遅いランチを30分ほどで済ませ、雨の中往路を引き返した。急に気温が下がり6〜7度だという。手が冷たい。毛糸の手袋を持ってくればよかった。 |
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小屋跡まで下ると小降りになり、休憩かと思ったら円陣を組むように言われた。 | |||
ここで自己紹介をしたが、それが面白かった。最初の人が自己紹介すると、次の人は○○さんの隣の○○です。と言い、その次の人は○○さんの隣の○○さんの隣の○○です。というようにどんどん増えていくから、頭をフル回転しないと覚えきれない。全部で28名もいるので最初のほうに言ってしまった人はいいが、最後の人は27人もの名前を言わなければいけない。これが恒例の自己紹介で、毎回するのだそうだ。でもこれで、皆打ち解け、行きとは違う和やかなムードになってきた。 |
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雨の大菩薩峠 | 下山は登りのペーストは違い、スピードをあげて降りてきた。 | ||
バスに乗り込み温泉に向かって走っていると、なんと登りに会った団体が、まだ歩いていた。バス停まではまだいぶ先だ。 | |||
下山後は冷えた体を小菅の湯で暖め、知らなかった人たちとも和気あいあいのうちに1回目の親睦ハイキングは終了。 |