天城山1405m -amagisan- |
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日 程 | 2002/05/26(日)晴れ |
行 程 | 八王子5:00−天城高原ゴルフ場7:40〜8:00ー万二郎登山口8:15−涸澤分岐9:20〜30−万郎岳10:10〜25−石楠立(ハナダテ)11:10〜50−万二郎岳12:20−天城高原ゴルフ場13:15−万天の湯 | |
歩 程 | 4時間10分 | |
メンバー | 森のクマさん,yukky | |
温 泉 | 万天の湯(料金 700円) | |
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五月晴れの爽やかな1日、念願のシャクナゲを見たくて伊豆の天城山へ行った。 | |
伊豆スカイラインからは芦ノ湖の向こうに富士山が美しい。道路の両脇にはハコネウツギが満開で、アジサイももう咲き始めていた。 | ||
早朝に出発したので道路は空いていて、7時40分天城高原に到着。広い駐車場はもう半分くらい埋まっていた。登山口を8時に出発。 |
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芦ノ湖と富士山 | 鮮やかなオレンジ色が目に入った。山ツツジがきれいだ。 | |
15分ほど歩いた万二郎岳登山口分岐で、シャクナゲを見ながら登りたいので、右への道をとる。 | ![]() |
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緩やかなアップダウンを繰り返しながら進むと、ヒメシャラの林。 | ||
1時間近く歩いたところで、休んでいた登山者と話をしたら、なんとその人は今日で5週連続天城山へ登っていると言う。 | ||
アマギシャクナゲ(白) | ||
5週間前はシャクナゲはまったく咲いていず、先週は下のほうはもう終わって、中腹から上が見頃だったとか。 | ![]() |
『例年なら今ごろが一番いいときですがね。でも山頂付近はきっといいですよ。それに、今日はツツジがきれいでしょう』と言われた。 |
一番良かったのは、5月中頃だというから今年は2週間近く早い。 | このあたりはもうすっかり花は終わっている。高度を増すごとに、見頃の花が見られるようになった。 | |
シャクナゲ林 | ||
涸沢分岐を過ぎたあたりから、シャクナゲの群生地になってきた。 | ||
見あげるように大きなアマギシャクナゲの木には、薄いピンク、濃いピンク、薄紫、白と色とりどりの花が見られる。盛りを過ぎているとはいえ、これだけのシャクナゲはなかなか見られるものではない。 | ||
天城のシャクナゲは平成7年が何十年来という豪華絢爛な花をつけたらしい。 | ||
去年の檜洞丸(ヒノキボラマル)で幸運にも35年来という、シロヤシオを見ることができたが、そういうチャンスにはめったに出会えるものではない。 | ||
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シャクナゲを見ながら、あっという間に万三郎岳頂上に着いた。 | |
西北には富士山がちょっとだけ顔をのぞかせた。一休みして、石楠立(ハナダテ)に向け下る。こちらは、北斜面と違い、言われたとおりミツバツツジが山を彩る。シャクナゲとミツバツツジが両方見られたのだから、ラッキーだったのかもしれない。 |
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さらに高度を下げると、こんな南の地域では珍しい、ブナの森だ。今日はずっと心地よい風が吹き、ほとんど汗もかかず、絶好の登山日和。 | ||
ミツバツツジ | こちらがメインルートらしくまだ大勢の人が登ってくる。団体も多い。 | |
石楠立の広くなったところで、ランチにした。日陰に入るとちょっと寒いくらいだ。温かいラーメンがおいしかった。 | ![]() |
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馬の背という尾根に出、アセビのトンネルを抜けると、これから登る万二郎岳が見えた。 | ||
少し登り返すと、展望のよい岩場があった。今下りてきた、万三郎岳がすぐそこに見える。伊豆の山々や相模湾がきれいだ。 | ||
ここからひとのぼりで、万二郎岳だ。ここはアセビに覆われ、全く展望はない。ここからは、林のところどころに海を眺めながら下る。 | ||
アセビのトンネル | ||
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下山の途中で不思議に思った石置き場があった。そしたら登山口を出たところに石が積んであり、”登山道整備のため持てる大きさの石を持って上がってください”と立て札があった。登るときは全然気がつかなかったが、一つでも持って上がればよかった。 | |
駐車場に案内があった『万天の湯』で汗を流した。 | ||
この温泉は伊豆スカイラインを天城高原から5分ほど入ったところにあるが、ここからの富士の眺めは絶景らしい(今日は見られなかったが)。開放的で気持ちのいい温泉だった。 | ||
万二郎岳 |
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